貴方は今どこにいる。
貴方は今何しているの。
貴方は今何を考えている。
貴方は何の音楽聴いている。
貴方は私の側にいる。
ロイヤルハントを聴いている。
私のことだけを考えている。
貴方はワイシャツにボタンを着けている。
針に糸を通すことが出来ない。
何回もやり直し、
私の知らない貴方の過去の映像が次々に写しだされて、
涙が止まらなくなりました。
私に着けてと言えば良いのに、
言えない貴方の人生って、
どんな人生だったの。
わーと泣きながらワイシャツを奪い取った私、
貴方の胸で泣きました。
父親の顔をおぼろげにしか知らない、
母親と過ごしたのは生まれて6年間。
ひとことも親を恨んだ言葉を聞いたことがない。
私はただ親に甘えているだけ。
貴方はあるとき、ひとりごとを言った。
何が幸せなんだろう。
私は聞き逃さなかった。
紅の豚の映画を思い出した。
豚が人間の顔に変わる
あの一瞬の光景を。
涙が止まらない、
私がお母さんの分まで受け止める。
私が子守唄を歌うから、
私の胸で抱きしめて休ませてあげるから、
私の愛を注ぐから、
今夜はゆっくりお休みなさい。
良い子にしてお休みなさい。![]()