3万円の寄付をさせて頂きますので、〇〇センターに捕獲収容されている野犬を救助して里親様へ確実に命を繋げて頂けませんか?

同じ様な、依頼が頻繁に寄せられていますが、これって一時しのぎに過ぎませんか?

野犬を飼い犬として慣らすためには、どれだけの信頼関係を築く期間が必要だと思われますか?

一般的には、野犬をして暮らしていた期間と同じだけの期間が必要だと言われています。

また、どれだけ危険を伴うと思われますか?

その場しのぎの他力本願だけでは、野犬は救えません。

先ずは、ご自身で実体験して、信頼関係を築く難しさや、噛まれる痛みを経験すれば、その難しさ痛みを理解できるかと思います。

里親探しを始められる様にするには、これだけ多くの問題をクリアした子でなければ、攻撃性の強い噛み噛みの子を譲渡された里親様は不孝に成ってしまいます。

里親様が不幸になれば、譲渡した子も不幸に成ってしまいます。

みんなを不幸にするために保護活動を行っていませんので、この様なご依頼は無責任な譲渡を平気で行っている団体へご依頼願います。

当会では、譲渡基準のひとつに、安心して抱っこ出来る子と云う基準を設けています。

やはり安心して触れ合える子で無ければ、危険すぎて譲渡など出来ません。

当会では、一度携わった子は終生携わらせて頂き、里親様が継続しての飼育が困難と成れば、いつでも引き取り依頼に優先して応じて第2の犬生を歩ませています。

無責任な他力本願や考え方が、次の世代の不幸な子を生み出している事を良くご理解願います。

その場しのぎだけでは、何も変わりません。

他力本願な綺麗ごとを言う方の共通点は、救助して飼ってあげたいのですが、アパート暮らしで犬の飼育が出来ないと云う方が多いですが、まずはご自身が頑張って飼育できる環境を作る努力から始めれば良い事だと思います。

SNSを観ていても、保護犬ブームに便乗し他力本願な偽善者が多い事に驚きます。