子猫を保護する時には、最悪の場合ご自身で飼育するくらいの気持ちで保護してあげて下さりませんと、人も猫も不幸な成ります。

今日も、子猫の引き取り依頼が入りましたが、愛の肉球会では、授乳中の子を(人間の保護・救助が必要な子)を引き取り対象としていますし、

子猫を保護するケージが無い事(買い足していますが予算的に追い付いていません)すべて包み隠さずご報告しています。

今日依頼が入った子は、母猫が傍に居たというのと、授乳期を過ぎていると判断できるこでしたので、引き取りをお断りしました。

依頼者様宅ではすでに犬を飼育しており猫を一緒に飼育できないとの理由を言っておられましたが、引き取ってくれる方が居なければどうにもならない様な状況下で安易に保護すること自体無責任です。

保護団体ですと、多くの犬や猫を同時に保護しています。

日本では、保護した時点で、その子の所有権を得られる代わり、飼い主と認定されます。

飼い主ですから、その子を捨てれば、遺棄とみなされ、動愛法により罰せられます。

安易な気持ちでの保護は、動物も人も不幸にします。

私たち保護団体の人間は、引き取る時に、この子を引き取っても運営はやっていけるのかいの一番に考えますし、

動愛法の基準内で保護できるかなど考えたうえでこの子の命は守れると判断したうえで、引き取りを決意します。

保護っ子は大根やキャベツと違い生きているのです。

特売していたから、ついつい多く買っちゃったから、ご近所の方におすそ分けして食べて貰おうなんて考えは通用しません。

命の保護ですから、その命のバトンを受け取っれくれる人が見付るまで義務は継続されますので、

絶対に安易な気持ちで保護しないで下さい。