『センターから無償で譲渡されているのに。なぜ譲渡諸費用が掛かるの?』
この疑問を持たれておられます方が多いので、私なりの見解をズバリお答えいたします。
先ず始めに知っておいて欲しい事が在ります。
(注、山口県以外のセンターには私自身係わっていないので、詳細な所まで知りませんから、この見解は山口県の話だと考えて下さい。)
山口県の各センターには、動物愛護センターの職員は独りも居ません。
窓口で対応している職員は全て、山口県の保健所に所属している職員ばかりです。
愛護センターは世間を騙すための名称に過ぎません。
実際に業務を行っているのは保健所の職員です。
保健所から、愛護センターに名称が変わっただけですから、殺処分を行うのです。
費用の面で話して行きますが、
各センターの業務に当る職員の給料
保護動物に掛かる医療費
(注、慰留王妃に関しましては、数年前の野犬ビジネスが押しかけて来るまでは、一切の医療行為は行わず譲渡していました)
この費用は全て県民の皆さんの税金で賄われています。
その費用、推定ですが、職員独りに対して、年収が1.000万支払われていると想定しただけでも最低でも3.000万円も税金が投入されている計算になります。
民間の愛の肉球会を例に取り譲渡諸費用が必要な理由を書かせて頂きます。
野犬ビジネスが押し掛けて来るまでは、医療費も全て愛の肉球会で負担していました。
愛の肉球会が年間必要とする経費は、最初は凡そ300万円程度でしたが、保護が必要な子が年々増え今では500万円前後です。
この500万円の寄付金が無ければ運営は行っていけません。
年々増える理由は簡単です。
先天性疾患のある子や問題行動(噛む子など)を起す子は、譲渡対象外とし、愛の肉球会でお世話をしている子が増えるせいです。
センターですと殺処分で猶予すら一切ありません。
しかし、結果が全てかと思いますが、県は各センターに3.000万円以上の経費(主に職員の給料)を掛けても殺処分を減らすどころか?年々増えていました。
ただ、愛の肉球会が平成27年から山口県の野犬問題に携わらして頂いてからは、殺処分数は、右肩下がりに激減されています。
たった年間500万で助かる命が、センターでは数千万円も投資されながら殺処分されていたのです。
愛の肉球会の主な経費は、医療費・エサ代・ペットシーツ代・施設の水光熱費・施設の維持費・交通費(ガソリン代)です。
愛の肉球会と野犬ビジネス集団の一番の違いは、愛の肉球会では役員もスタッフ誰一人として会より報酬を受け取っていないので、この金額で運営が行えます。
野犬ビジネスはその名の通り関係者全員が利益を得ています。
その財源は寄付金・支援金です。
クラファンで騙してのお金集めも酷いです。
嘘だと思うなら山口県へ来てご自信の目で確かめてください。
クラファンを行う度に、車が高級な新車になったいます。
愛の肉球会では、現在車は2台体制で活動を行っていますが、2台とも寄付して頂いた車です。
令和7年度と成っていますが、今年度周南健康福祉センターで捕獲収容された野犬は7匹だけです。
不幸な野犬ゼロプロジェクトを市民の皆さんと結成し餌ヤリの監視を続けた結果周南緑地公園に住み付いている野犬の数が激減して居ます。
山口健康福祉センター防府保健部に至ってはまだ1匹も捕獲収容されていません。
簡単に説明させて頂ければ、センターは県民の税金で賄っているので、無償譲渡が出来るのです。
民間の愛の肉球会では、皆様の寄付金が無ければ継続しての保護活動が出来ません。
しかし県民の税金をこれまでに何億と注いで来ても、殺処分は増える一方でしたが、
愛の肉球会が野犬問題に携わってから11年目ですが殺処分もゼロになり、野犬の数も激減させています。
どちらのやり方が正しいかは皆さんでお考え下さい。