昨日、野犬の緊急引き取り依頼が入りましたので、とりあえず依頼者様のお宅まで車を走らせました。

私が到着した時には、野犬は既に息も無く亡くなって死後硬直が始まっていましたので、引き取れない旨をお話させて頂き、

ご自身で動物の火葬を業者に依頼するか?行政に引き取って貰うか?してあげてくださいとお話しすると、ご自身が救助した時は、まだ生きていたので、引き取ってくれる保護団体を探している間に死んだんだと逆切れされてしまいました。

そのクレームは引取りを拒否した団体に言ってくださいと、お話しても聞く耳持たずで、行政に頼のべば、生ゴミと一緒に焼かれてしまうので、そんな事は出来ない、業者に頼のべば、3万円以上掛かるので、年金暮らしの自分にはそのお金が捻出できないなど、身勝手な事ばかり言われ、現地にて困ってしまいました。

最後には、保護団体はこんな子を救うために、行政から補助金や助成金を受け取っているのだから引き取って供養してあげて欲しいと言いたい放題でしたので、当団体は行政からその様なお金は1円も受け取っていない事を説明し、愛様から頂いた寄付金で活動を行って居る事も説明しましたが、理解して頂けずでした。

私は皆様からお預かりした基金は、命を助け・守り・里親様に繋ぐためのものだちょ理解しておりますので、亡くなった野犬の火葬代まで出すべきでは無いと考えております。

昨日は、里親様のお迎え譲渡が控えていましたので、話を切り上げさせて頂き施設に戻りましたが、愛の肉球会に与えられた宿題として今後役員で考えて行きたいと思います。

昨日のおばあさんは、疲れたら座れるような車を押していましたが、その車に乗せて苦しんでいる野犬を家まで運んで下さった事を考えると、無下にする事は出来ないので、いま応援に来てくれている友人にお願いして火葬代の半分だけでも負担する方向で考えて動いています。