保護活動を行って行くうえで、不正などする必要はどこにもありません。

昨日のマルチーズ君の飼い主様が、スーパーのパートの面接で合格したと来訪して、下さりました。

明日からパートに出るようで、ひと月後には、少なくても、お給金が貰え、マルチーズ君と二人で暮らして行きますとの事です。

一応昨夜にマルチーズ君のペットフードを二袋と、飼い主さんの食費の負担軽減になればとの思いで、お米5Kgを購入して飼い主さんに私からプレゼントしたので、生活が出来るとの事です。

昨夜私が来るまで自宅に送り届けてから、私のこのプログなどを知ってセンターからのお手伝いをとの、お申し出を頂きました。

野犬ビジネスは二人の引き出し担当の個人ボラが居ますので、愛の肉球基金だけが不公平な扱いを受けているので、自分が引き出し申請を行い、引き出しのお手伝いをしてくださるとのお申し出です。

確かに、クジの権利は2対2に成りますが、不正です。

私は「同じ穴の狢」にはなりたくありませんので丁寧にお断りさせて頂きました。

山口県では、第二種動物取扱業の申請が出されていなくても簡単に引き出し認可は降りますので、

優位に抽選を進めようとすれば、野犬ビジネスに反対している市民や県民の方にお願いし、どんどん引き出し認可と受けて貰えば良いのですが、例えば1匹の子犬に対し10の引き出し認可を受けた人が毎回センターに押し寄せれば、大変な事が起こりますよね。

山口県では団体間の丸投げ譲渡は禁止していますから、不正ですよね、

こんな不正が本当に必要でしょうか?

私は、正々堂々と野犬ビジネスと真正面から勝負していく所存ですので、

少し遠回りして時間が掛かっても不正をする必要など無いと考えています。

 

それより、マルチーズ君と飼い主さんが幸せに終生一緒に過ごせる事を手助けする事も立派な保護活動の一環だと考えております。

少なくともマルチーズ君は愛情一杯の大好きなお母さんと離れずに暮らせるのですから不幸に成らずに済んだのです。

仮に昨夜無償で引き取っていたと仮定すれば、

 

行き場の無い不幸な子を引き取りました。

里親様に譲渡して不幸な子を幸せに導きました。

保護団体とすれば世間への体裁は良いかと思いますが、

私からすれば、???です。

不幸に成らずに済む方法を考えて上げなかったのか?と自問自答を繰り返す事に成っていたと思います。

新しい犬生を探して幸せに導くのもひとつの手段ですが、愛情一杯に育ててくれたお母さん以上に幸せに出来る人は居ないと思います。

昨夜友人の奥さんからお借りした1万円は、友人から、秀さん(私の事です)に1万円返して何て言えないから、私に寄付すると言ってくれています。

マルチーズ君を無償で引き取っていたとしても、里親様が見付かるまで施設でお世話をするのに成りますから、1万円以上は掛かっていたと思います。そう考えれば、誰も不幸に成らずに切り抜けられたのですから、私の信念に間違いは無かったと思います。