皆様方は、

【センターから引き出し救助された保護っ子たちの行方が気になりませんか?】

引き出されて良かったね、これで引き出したボラや団体に対し、

【命を救ってくれて有り難うと】

と安易な気持ちで支援していませんか?

救うだけではダメなんです。

保護っ子にも、命を授かった時から、私たちと同じ様に幸せになる権利を持って生まれて来たのです。

皆さんは、センターから救助された子が、全頭里親様へ譲渡できるとお考えですか?

当会でも90%の子は里親様が見付かり幸せに導く事が出来ていますが、10%の子は施設で飼育しています。

子犬でも社会化期を過ぎてから捕獲された子は、噛む犬・攻撃的な犬が数多く居ます。

扱いに慣れているはずの私でも、抱っこすら出来ない子が居ます。

このプログデで、毎回センターから救助して来た子の詳細を紹介させて頂いておりますが、タオルを使って抱っこしている子は攻撃性の強い子です。

最近では、2024/11/13日に山口健康福祉センター防府保健部から救助してまいりました

 

上記の5匹の子達ですが、『黒豆』君は未だに触らせてもくれません。

『黒豆』君の様な子を、無責任に譲渡なんて出来ませんので、保護ではなく飼育と言う事になってしまうかと思います。

私は、嘘偽りで、皆様を騙す様なことは出来ませんから、救助して来ました子の全頭皆様へ個別で詳細を紹介させて頂いております。

譲渡した子もそれぞれご報告させて頂いておりますから、どの子を救助してきて、命を守り里親様にその命を引き継いで頂いて幸せに導いたのか解って頂けるかと思います。

しかし、他のボラや団体さんは、

【殺処分寸前のところで、救助して来ました、】から始まって最後は【支援願います。】

少なくとも、山口県では各センターで殺処分は行っていません。

各センターで1週間里親探しが行われ、期限が切れた子は山口県動物愛護センターへ搬送され、山口県動物愛護センターで殺処分される仕組みで、山口県動物愛護センターに搬送された子は一般譲渡しか対照になっていませんので、保護団体が救助に向かっても引き出す事は出来ないのです。

ですので、殺処分寸前での救助はできませんから、嘘です。

 

本題に戻しますが、譲渡できなかった子達のその後の行方が皆さんは気に成りませんか?

ビジネスをしている人たちは、出費の嵩む飼育なんてしませんよ。

愛の肉球会では、飼育している子が毎年増えて行ってます。

愛の肉球基金の施設は古いですが、建坪は200㎡以上と広いですので、保護を諦め飼育に切り替えるスペース(部屋)が在りますので、助かっています。

全然使用していない部屋が(20帖・8帖・6帖・4.5帖)4部屋もあります。

敷地内には3M×20M程の、ドックランも作れる場所もあります。

お金と時間があれば、まだまだ、進化し続ける可能性を残している施設です。

 

それより、皆さんが支援した団体やボラが譲渡できなかった子をどの様な扱いをしているのか?

しっかりと飼育しているのか?

確認してください。

行方不明になっている子は居ませんか?

支援した責任もあります。

しっかりと確認してください。

 

保護団体が守っているのは、命です。

行方不明なんて無責任な事は、絶対にあってはならない事です。