なぜ野犬が減らないの?

答えは簡単です。

保護活動がビジネスとなっているからです。

保護団体や自称個人ボラが「野犬を飯の種」にしているのに、その飯の種を減らす活動を行うと思いますか?

殺処分から救う為には、保護シェルターが必要だから、支援金を下さい。

殺処分から救助して来たから支援金を下さい。

野犬問題を抱えている、担当部署の職員の数を良く見て下さい。

 

山口県を例にさせて頂きます。

山口県には下関を含めば9か所も山口県動物愛護センターの窓口がありますが、

すべての窓口業務を担当しているのは、保健所に所属している職員だけで、

山口県動物愛護センターに所属している職員は一人も居ません。

動物愛護センターとは名ばかりで、実際は保健所です。

野犬問題など無い地域と比較すれば、職員の数は多いです。

野犬問題が解決してしまうと職員の数は当然減らされます。

職員に取っても野犬は「飯の種」なののです。

保護ビジネスも職員も野犬が減れば困る訳ですから、保護ビジネスを優遇し黙認して当然です。

 

保護活動がビジネスとなっているのは、皆さんが簡単に騙され支援をするからです。

愛の肉球会が山口県で活動を始めた当初など、保護ビジネス・野犬ビジネスなどと云う言葉なんてありませんでした。

また、その当時活動していた保護団体は、軒並みに衰退しています。

皆様が騙されない様に慎重に成って頂けましたら、ビジネスは必然的に衰退します。

そこで、いつ支援をするかです。

これも簡単です。

私たち保護に携わっている者は、救助するだけで終わりでは在りません、救助した子を幸せに導いてこそ真の保護活動です。

保護団体や、個人ボラだけで、全ての野犬を救助し終生お世話が出来るなんて考えられますか?

野犬は増え続けるのですから、絶対に不可能な話です。

そうすれば、誰が保護動物を終生お世話できるかです。

それは日本国民の皆さんです。

保護団体も個人ボラも、救助して里親様に命を引き継ぐ事ができて1匹の保護っ子の救助が終わりです。

救助するのは、スタートラインなのです。

スタートラインに立っただけで支援するのではなく、ゴールした時点で、支援する様にすれば、ビジネスは成立しません。

 

たったこれだけの事で保護界から多くのビジネス団体が逃げ出すと思います。

なぜなら、保護動物のお世話など行いたくない奴らばかりだからです。

【センターへ出向いて救助して来ました。】

これだけで支援金が入ってくるのですから、やめられませんよね。

【救助して来た子の命を守り、里親様の手に渡し幸せに導きました】

これこそが一番大切な保護活動です。

 

極論と致しまして、

救助して来ました。

支援が集まれば救助して来た子はお払い箱です。

どこかの山へ捨てて来て、次の子を救助してくればまたまた、支援金が集まります。

こんな事を繰り返させて野犬問題が解決すると思われますか?

野犬を減らすためにも支援するタイミングを変えて下さい。