令和6年10月8日に緊急の引き取り依頼により、引き取った『トラ』君でしたが、

私が引き取り様態を見てすぐに、把握できた状況は、低体温症でした。

すぐに体を擦り血液の流れを少しでも良くする様に、処置を行いながら病院へ向かいました。

獣医さんも『トラ』君の状態を診て緊急の処置が必要と判断して下さり、順番を待たずにすぐに検査と処置に取り掛かって下さりましたが、低体温症と低血糖で脳に血液が回っておらず、脳障害も指摘され、処置しても助かるかは解らない状態でした。

まずこちらは引き取った時の状態です。

痩せ細り、自力で身体を動かす事も出来ない状態でしたが、人間に対する攻撃性だけは異常でした。

 

病院からの帰り道です。

病院で検査のため緊急入院と成りましたが、私が帰った後、『トラ』君は病院で大暴れしたようです。

結果が出たとの連絡を受けすぐにお迎えに行って帰り道ですが、大暴れしたとは思えない程、穏やかな子に成って居ました。

 

ここからは、今撮りですが、こんなに丸々と太り元気になりました。

私が抱っこすると身体を預けてきます。【全然力を入れてくれないので、とても重いです)

 

最近では顔だけ出して私の服の中に入るのが大好きです。

 

ただ、私が居ないとパニックを起こすので、一時も離れられません、お届け譲渡にも同行しています。

脳の後遺症は軽度らしいですが、前足の力が若干弱いように思います。

勿論寝る時も私の腕枕で寝ています。

 

『トラ』君が保護されるまでの経緯ですが、

私の推定では、保護される2日~3日前に人間に遺棄されたと思います。

その後、食べる物も無く、彷徨い続け、10月7日の雨に打たれ、体力も奪われ行き倒れたところを保護して貰い、愛の肉球会へ命が引き継がれたと考えています。

その為に、人間に対しての異常な攻撃性があったと考えられます。

私が命を引き継いですぐに低体温症に気付き、身体を温め、血流の流れを少しでも良くしたために『トラ』君は私だけを信じてくれたのだと思います。

それで私の姿が見えなくなれば、パニックを起こすと考えていますので、24時間一緒にいます。

ご飯も、私の食べている物を口から食べたがります。

本当の親と間違えていると、理事は横で見てて笑っています。

自分のエサ+ミルク+私のご飯まで食べていますので、スクスクと成長し過ぎています。

私に着いてお出掛けした際は、プリンが『トラ』君のおやつです。

ニャンコはツンデレと一般的に表現されますが、『トラ』君はデレデレです。

 

子猫の遺棄は命を奪う行為です。

絶対にやめて下さい。

動物遺棄は法によって罰せられます。