こちらの回答を、DMや直メールで回答をお寄せくださいました方が複数いましたが、皆さん8割は正解でした。
答えが簡単過ぎた模様です。
すぐに譲渡しなければ、お世話をしなくてはならず、餌代・ペットシート代・施設の使用料の経費が掛かりますし、労力も必要となるからです。
しかし、これだけでは8割正解だけで、一番大きな理由が抜けているのです。
子犬は生活環境が変わればストレスにより、感染症などが発症しやすくなります。
発症してしまうと、治療費が嵩むうえ、亡くなる可能性も出てきます。
また、治療が終わるまで譲渡出来なくなります。
一番大きな問題点は、狂犬病予防法なのです。
ご存知の皆さんも多いと思われますが、生後90日~120日以内に狂犬病の予防接種と登録が必要と成ります。
狂犬病予防接種代金は3.000円前後のところが多いと思われます。
それプラス狂犬病接種済票です。
これは全国一律550円だったと記憶しています。
畜犬登録代と合わせれば5.000円前後の経費が掛かってきます。
野犬ビジネスから考えれば、大きな負担です。
山口県のセンターでは一切の医療行為を行わずに近年まで譲渡しておりましたが、野犬ビジネスが関与しだしてからは、ノミダニの駆除・虫下し・混合ワクチンの接種まで済ませて譲渡するようになりました。
愛の肉球会では、これらの医療費もすべて負担していましたから、儲かるなんてことはありませんでした。
愛の肉球会が設けていたと云うなら、これらの医療費をセンターが負担している現在なんて丸儲けですよね。
あいのがすべて負担して譲渡を行っていた当時の譲渡諸費用は30.000円でした。
現在野犬ビジネスが里親様に負担させている譲渡諸費用は38.000円~43.000円です。
現代の愛の肉球会の譲渡遺書費用は35.000円です。
餌代などの物価の高騰に対して赤字補填が厳しくなってきたので、値上させて頂きました。
それより高額な譲渡諸費用を請求しているいのですから、儲かる仕組みはわかって頂けたと思います。
あいのでは、8年以上赤字補填や借入金で運営を続けてきましたので、その借入金が無ければ、現状ですと30.000円で譲渡可能かと思います。
結局は狂犬病予防法で検挙されるのが怖いのです。
ほかの悪事も芋づる式に取り調べられると思われますからね。
狂犬病予防法が関与してくる前に譲渡まで済ませてしまえば経費も掛からず一石二鳥で丸儲けです。