周南市と防府市の野犬情報です。

今年の春頃は、パルボウィルスに感染している子犬が多かったです。

夏以降は、疥癬に感染している子が多かったです。

バベシア症に付きましては、例年と同じペースで感染しています。

パルボウィルス感染症は早期の発見で、インターフェロンで完治します。

バベシア症はガナゼックで治療は可能です。

疥癬は、プロコックスの投薬や接種・レボリューションで治療は可能です。

どの感染症も早期の発見が生死の分かれ目ですので、野犬の子犬を里親として迎え入れる方は、良く観察をしてあげて下さい。

全体的に観て、感染症に感染している子は、

【痩せている・食欲の低下】

症状が次の段階に進んででいる場合は、

【便の状態が落ち着きません】

後は、それぞれの感染症により変ってきます。

通常の健康管理は、便の状態・食欲・貧血(歯茎の色や耳の中の色で確認できます)

ダニが原因の感染症は猛暑が影響しているのかも知れません。