先ずは、動愛法で定められた譲渡基準を記載して置きます。
譲渡対象の子の保護を開始してから48時間の目視による健康管理を行い、健康なら譲渡可と成ります。
たった48時間では、感染症に感染していても発症する間も在りません。
愛の肉球会では、野犬の子イコール何らかの菌やウィルスを保持していると考えています。
人間でも、屋外から家に帰ると手洗いやうがいをする様に学校で教えられました。
それほど屋外には菌やウィルスが蔓延しています。
そんな中で育った野犬の子供に菌やウィルスが付着していないなんて確率はゼロだと考えています。
野犬は感染所に感染している確率は非常に高いです。
それを踏まえて、愛の肉球会では、感染所の潜伏期間が長い(4週間)と言われています、バベシア症に合わせて、保護を開始後1ヶ月は健康管理を行っています。
里親募集前には一切の異常が見られなかった子でも、獣医さんに検査の必要は無しといわれるくらい、徹底した健康管理をしています。
今年の様な猛暑日が続いていても快適に過ごさせるためエアコンはフル稼働です。
この様な維持費を里親様に一律で負担のお願いをしているだけです。
それより、譲渡諸費用に付きましては、里親様の募集掲示板に記載させて頂いております事項です。
その金額に納得できない人は、ご自信が納得できる金額の保護団体さんに申し込めば済む話です。
これまでに何度も、愛の肉球会の役員もスタッフも一人も報酬を受け取った人はいません。
未だに、借入金が残っています。
利益を出ているなら、譲渡諸費用が高いとのお叱りがあっても理解できますが、10年間赤字運営を続けて来ました愛の肉球会に、言うのはおかしいと思います。
成犬なんて、譲渡のチャンスを拡げてあげるために、1万円の諸費用で譲渡しています。
成犬に掛かる費用は、狂犬病予防接種+接種済票の交付金+畜犬登録+混合ワクチン接種+去勢費+餌代+施設の使用料等々健康な子でも多くの費用が掛かります。
動愛法で定められた基準で譲渡している団体の方が多いと思います。
たった48時間目視による健康管理だけで譲渡している団体が多く譲渡諸費用も愛の肉球会より高額なところが多いです。