繰り返し行なわれた近親交配が原因かと、思われます、先天的な疾患によります異常が譲渡後に見付かり、里親様からのクレームが増えてきています。
この様な、クレームは医療技術の進んだ、都会独自のものです。
やはり、地方の医療と都会の医療とでは、雲仙の差があるのだと思われます。
私たち保護団体は基本的な健康診断を獣医さんに行って頂いているだけで、特別な検査と云えば、バベシア症の検査とパルボの検査くらいです。
しかし、先天的な疾患なんて、発症しなければ見付け出す事なんて難しい事かと思います。
皆様に、お聞きしたいのは、野犬の誕生日・保護されるまでの詳細な経緯(生まれた場所・生活環境)、こんな事が解ると思いますか?
愛の肉球会で保護した後、健康管理を始めたからの事しか解るはずは在りませんよね、
これを理解できない人が多いのです。
いま、市民の方からの依頼で、出産させたお母さん犬と13匹の赤ちゃんが居ますが、生まれた順番すら解りません、
今回は白い子犬が1匹混ざって生まれてきましたので、この子だけは、何番目に生まれたか明確に解るくらいです。
保護犬を幸せにしてあげようと名乗り出てくださいます。
今後里親様方へ、お願い。
いま、山口県周南市・防府市の野犬は近親交配を繰り返して来た結果、明らかに奇形児・先天的疾患の子が増えてきています。
譲渡時の検査で異常が無くても、隠れた奇形・先天的疾患があるリスクを十分考えてから、里親様の挙手をお願い致します。