またまた今年もマダニ問題の季節がやってまいりました。

バベシア症はとても、大変な問題だと深刻に考えておりますが、

全てをアドバイスするには、無理があります。

先ずは、センターから譲り受けた里親様は、血液検査と同時にバベシア原虫の検査を獣医師に依頼するのが安全かと思いますが、バベシア症の発症前は、まだ発症に至るまで。バベシア原虫が増殖していないので見落とす獣医さんも多いです。

何よりも体調管理を行ってあげるのが、一番の対処法だと考えています。

この体調管理でバベシア症の発症を見落とさない事が一番重要です。

ただしこれを見落とさないのは、経験だけです。

オシッコの色、便の緩さ臭いなどですが、経験を積んでいないと代わりが無いと判断してしまいます。

1週間ほど前に、センターから譲り受けた子を、感染症の潜伏期間中預かって頂けないかと相談も受けています。

休日でも対応して下さる獣医が居れば、お預かりする事も可能かと判断できますが、週末はお休みの病院が多いので、命を預かる責任には適していないと判断しています。

発症を見落とさなくても、後の治療を受けさせる事が出来ないのですから、意味が在りません。

何とか解決策を考える必要があるかと前向きに検討しています。

ここで誤解をしてほしく無いので、追記しておきますが、預かると云いましても、愛の肉球会はペットホテル等第1種動物取扱業では御座いませんので、第2種動物取扱業として出来る範囲で命を守る事を考えています。