「噛む子犬を引き取って欲しい」

と、SOS通報が

事情をお聞きすると、数日前に周南健康福祉センターから譲り受けたとの事でしたので、いま、この子を引き取れば、

愛の肉球会は市民に依頼して一般譲渡を利用し、不正に入手していると云われかねませんので、噛む犬の扱い方を教えるため依頼者宅まで行って来ました。

お母さんと小学の娘さんを見た瞬間、相当な噛み噛みちゃんだと理解できました。

そこで、私独自のやり方で、間違っているか解りませんが、先ずは信頼関係を築きあげれば、噛まなく成りますと説明後噛むのは決まって抱っこする瞬間だとお聞きしていましたので、バスタオルを1枚用意して頂いて、サークル内で、バスタオルで子犬の身体を覆ってしまい、「抱っこするよ」と話し掛けながらゆっくりと抱き上げ赤ちゃん抱っこまで実践で見て覚えて頂きました。

抱っこ後5分もしないうちに落ち着いたので、バスタオルを取りました。

お母さんにも娘さんにも、実践でバスタオルを使って抱っこして頂きましたが、大成功でした。

後はバスタオルをいつまで続けるかなど外すタイミングなど聞かれましたが、こればかりは、私は犬の様子を看ながら直感的に判断し外していますので、毎日出来る限り長い時間抱っこして話し掛けるなどの触れ合いを進めて行き、犬の様子を看ながらバスタオルは要らないと思ったら、無理をせずに信頼関係を深めてあげてくださいとお願いして来ました。

お母さんに説明している間中、娘さんは笑顔を絶やす事無く、抱きしめて話しかけていました。

あの子は必ず幸せな犬生を全う出来ると思います。