愛の肉球会が山口県の保護活動に携わらせて頂いたのは平成27年の夏からです。
先ずは、殺処分数から見て行きます。

 


リンク先に山口県が公表している、犬猫の引取り等の状況の
犬の捕獲・引取り・返還・譲渡・処分数の表をご覧下さい。
平成26年までは、殺処分数が、1.000匹を超えています。
内訳は子犬の殺処分が8割から9割を占めていました。
そこで、愛の肉球会が、目標に掲げたのが子犬の殺処分ゼロでした。
これは、支援者様・会員様に向け正式に約束した目標です。
この約束は令和3年度に達成できました。
表が全てを物語っていると思いますので、説明の必要も無いかと思います。
殺処分数が減った都道府県別に観ると山口県が第1位に成っています。

次ぎに野犬の数の増減を考えて下さい。
これは正式に公表された物は在りませんが、
山口県の同じ表の捕獲頭数をご覧下さい。
愛の肉球会では、子犬の殺処分ゼロ達成後に、次の目標として、不孝な野犬ゼロを目標にし、当初は周南市民の協力を得て、
野犬へのエサやり監視をする、自警団を結成しました。
令和5年の6月に、愛の肉球会内にで、不孝な野犬ゼロプロジェクトを立ち上げ、野犬の見守りパトロールとエサやりの監視を
同時進行させています。
(代表は監事の私が務めさせて頂いており、メンバーは周南市民が中心です)
野犬の見回りパトロールは餓えて倒れている子が居ないか?などを見守っています。
その結果、平成27年に、周南緑地公園内に住み着いていた野犬の数が198匹
(当時のエサやり団体の代表から聞いた数字です。周南緑地公園に住みついて居る子に名前を付けていたので正確な数字だと思います。)
周南緑地公園に住み着いていた野犬の数が現在では10匹前後まで減っています。
この結果を見て頂いて、愛の肉球会目指した保護活動が成功だったのか?失敗だったのか?皆さんにご判断して頂きたく思います。

今年度の周南健康福祉センターの野犬捕獲収容ペースは前年度の約半分まで減っています。

最近では、周南市民より子猫の引取り依頼が続いています。
なぜ皆様にこの様な質問をするかと言えば、
殺処分ワースト1位の香川県の保護に携わっている方より、香川県も野犬問題は改善されているとクレームが入りました。
山口県の子犬を不正な丸投げ譲渡を繰返している個人ボラが居ます、その様なボラが居る以上成功だとは言えないらしいのです。
しかしこれは引き出し認可を与えている山口県の問題で、民間団体の愛の肉球会が解決できる問題では無いと考えています。
この不正な丸投げ上譲渡を繰返しているボラは、周南健康福祉センターと山口健康福祉センター防府保健部に捕獲収容された子犬を
引き出しにきていますので、センターが決めたルールに従い、(抽選で譲渡権を決める)、ほぼ半数の子犬は愛の肉球会が救助し
動愛法に従って里親様に手渡し譲渡しています。
センターに収容された子の権利は山口県に在るのですから、山口県が決めたルールに従い権利を譲渡して貰うのが当然だと考えています。

皆様にもうひとつ考慮して頂きたいのは、愛の肉球会は山口県には一切地盤が在りませんでした。
今は、周南市民・下松市民・平生町民・地元の獣医さんまでもが、受け入れてくれています。

 

最後に昨日の野犬見回りパトロール中の映像をご覧下さい。

 

 

巡回中の私と同じ目線でご覧頂くために手持ちで撮影しています。

たった1匹しか野犬を探し出す事が出来ないのですよ。

これこそが現実の姿です。

不幸な野犬を減らす活動の妨害をしているのは、野犬が減れば困る野犬ビジネスだけです。

全ての結果を踏まえて成功か失敗か判断願います。