山口県内の動物愛護団体の某代表を名乗る女性より
「地域猫を引き取らないで下さい」
と意味が理解出来ない内容の依頼が飛び込んで来ました。
山口圏内では、地域猫を捕獲してセンターに持ち込む人が居るそうなのです。
私の地域猫に対する認識は、
「地域の方々の協力の得られ、地域の方々と一緒に管理されている野良猫」の事だと認識しています。
その様な猫が地域の方に捕獲されセンターに持ち込まれているという事だと理解しても良いのか悩んでいます。
その様に理解すると、地域の方々の理解が得られず協力体制が出来ていないと言う事には成りませんか、
これまでも、世間で取り上げられてきた勝手猫(保護活動者だけが地域の理解も得られないまま、地域猫と呼んでリーリースしている猫)と言う事に成りませんか?
確かに日本全国で地域猫問題で地域住民と保護活動者間でのトラブルが後を絶ちません。
私は基本的に地域猫活動は、保護活動では無いとの考えでしたので、地域猫活動には反対です。
まだ西宮市に居た頃、私の知り合いの経営している駐車場で起ったトラブルです。
駐車場の片隅で、猫を数匹遺棄している女性を見付け、警察に通報し、現行犯で取り押さえられたそうですが、
「この子達は避妊去勢手術を受けさせた地域猫で、遺棄では無いと、主張を続けたそうで、現場に掛け付けた警察官だけでは、判断が出来ず,女性は本署まで連行されたようです。
その後は、個人情報とやらで、起訴されたのか何も聴かされていないそうです。
土地の所有者の許可も無く勝手に地域猫だと言って猫を放たれたら困りますよね。
日本全国で本当の地域猫は2割~3割程度かなと私は思っています。
残りの7割~8割は、まさに勝手猫だと考えています。
私には、地域猫と野良猫の違いは単純に考えれば人間の都合だけで生殖機能を奪い取られた猫が地域猫だと思います。
後は表で暮らす危険・病気の予防など何もして貰えず危険と隣りあわせで脅えて暮らしているのは同じだと考えです。
恐らく連絡をして来た保護団体も地域猫活動をしておられると想われます。
私は、この団体に言いたいです。
センターに持ち込まれたら、直ぐに引き出して来れば良いだけです。
日本の司法では、地域猫は守られていない事を理解して欲しいです。
迷い猫を保護したと円ターに持ち込まれればセンターには受け取りを拒否する権限は在りません。
逆に引き取る義務があるのです。
引き取られた地域猫は、1週間里親を探して貰い誰も引き取る人が居なければ殺処分です。
地域猫(勝手猫)を造り出だした保護団体や個人ボラが最後まで責任を持つのが当然の義務です。
その責任が果たせないなら、今直ぐに活動を止めるべきです。
地域猫とは一切無関係な愛の肉球会まで巻き込むのは止めて下さい。