早朝の4時に、下松市民より緊急保護依頼

第一報が飛び込んで来たのは、今朝の4時8分でした。

自宅の倉庫で、犬が出産していると云う事でしたので、状況も何もわからず慌てて現場に向かい依頼者様にお話を聞かせて頂きました。

知り合いのご近所の方がお亡くなりになり、飼われていた犬が野良になっていたので、お世話をしていた犬だと云う事らしいので、増えても困ると云う事で、保護してあげて欲しいと云う依頼でした。

出産中の母犬が触らせてくれるのか?不安でしたが、話し掛けながら近付いて行くと、威嚇する事も無く、逃げる事もしなかったので、依頼者様にお願いして、亡くなった飼い主様のご遺族の方に連絡を付けて頂き、母犬は正式に依頼者様が引き取り飼育すると云う事で、話を進めて頂き、母犬と赤ちゃんは育児中は愛の肉球会でお預かりし、母犬は避妊手術を済ませてからお返しする事に成りました。

避妊費用は依頼者様と折半する事に成りました。

これで、母犬も行き場を失わずに済みます。

子供は愛の肉球会が責任を持って里親様に譲渡させて頂きます。

昨年度から黒い子に縁があるのか?今回も黒い赤ちゃんばかりです。

いま、施設での受け入れ場所の諸毒も終わり準備も出来ましたので、迎えに行って来ます。

昨年末に11匹も出産した子供のうち7匹も譲渡が終わっていませんので、皆様からご支援頂きましたケージやサークルをフル活用いたしまして、出産育児場所を空けました。

母犬と赤ちゃんを受け入れ少し落ちつきましたら、赤ちゃんをご紹介させて頂きます。

楽しみに待っていてください。

 

 

最後に遺棄と云う言葉は不適格かも知れませんが、

飼い主さんが居なくなって野良犬と成っておりましたので、本来なら遺族の方に所有権が移動すると思いますが、

遺族の方が所有権を放棄したと考え遺棄と表現しました。

今日から、無事に飼い主が出来ましたので、お家の子に成れました。