これは私の個人的な意見で、本音です。
上手に本音が伝わるか心配ですが、一応書かせて頂きます。
保護を正式に営利事業として登録し活動を行う企業が表れて欲しいです。
非営利を騙って保護ビジネス・野犬ビジネスを行うから問題なのです。
理由は至って簡単です。
子犬は引き取りたいと仰る里親様が見付かりますが、野犬の成犬など、人間と共存共栄できるまでに、人間は敵ではなく家族だと信頼関係を構築しても、家族として迎え入れて下さいます里親様が現れないのが現実です。
この様な子を保護した団体は終生飼育する事に成ります。
非営利団体で何十匹もの野犬を終生飼育するには必ず資金面で行き詰ると思います。
皆さんの支援が途絶えた時点で破綻する団体が日本全国に数多くあります。
その様な団体は嘘偽りを並べ立て支援金詐欺だと揶揄されても、保護している子の命を守るために行っている団体もゼロでは無いと思います。
大手企業が正式に営利事業として参戦してくれるのが、一番の解決策だと考えています。
非営利のボランティア団体では限界が在ります。
正直愛の肉球会は良い支援者様に巡り合い、活動を支えて頂いているだけ幸せだと感謝しています。
まだ赤字補填も出来る範囲内ですので、9年も活動を継続させていただいております。
毎年、動物保護の一般社団法人登録は数百団体も登録されていると法務局でお聞きした事が在りますが、2年~3年で8割以上の団体が活動停止や解散の届出が出されていると聞いています。
理由は資金面が行き詰まり解散しているのです。
皆様も、成犬に眼を向けてあげて下さい。
1匹でも普通のお家の子として迎え入れてあげて下さい。
成犬に目が向けられない限り、絶対に営利団体が必要です。
非営利を騙っているから、支援金詐欺などに発展するのです。
簡単に考えて、全国の皆様から保護団体に集る総額が10億と仮定し、そのお金を保護団体が奪い合いしているのです。
愛の肉球会が生き残って来れたのは、寄付を里親様にお願いし保護活動を理解してくださる里親様だけに譲渡しているから、譲渡後も、しっかりと里親様が守ってあげて下さっているので、問題が少ないのだと思います。
私は常日頃から、会員様・支援者様・里親様に対して感謝の気持ちを忘れた事は在りません。
保護犬は保護犬の事を理解してくださっている方に引き継いで頂くのが一番だと考えています。
保護犬に一番必要なものは、人間の愛情だと考えています。
お金も大切ですがお金で愛情は買えません。
私は大阪でむかし釜ヶ崎と呼ばれていた新世界で色々な人と出会い商売をして行き手来ました。
釜ヶ崎はお金が在っても生きていけないと言われている街です。
釜ヶ崎で一番大事なのは義理人情です。
皆さんは、現在のあいりん地区の真の顔を知らないと思いますが、
ホームレスの世界も弱肉強食です。
強いホームレスは、ブルーシートで仮設の家を建てて住んでいます。
発電機やカラオケまで設置しているホームレスもいます。
次ぎにダンボールハウスに住んでいるホームレスです。
次ぎにダンボールを持ち歩き寝る場所を探しているホームレスです。
一番弱いホームレスは、夏場は産経新聞、冬場は読売新聞の布団を持ち歩き駅のホーム等で寝ています。
特に冬場は、早朝になると救急車の音が耐えません。
そうです、凍死しているホームレスが居るのです。
私の店の前を通りすがりに挨拶してくれるホームレスもいます。
数日間、日雇いの仕事に在り付けなかった、ホームレスには頻繁におにぎりとワンカップを持って帰らせる事も新世界では仕事のひとつです。
見返りなんて求めても何も無いのがホームレスです。
あいりん地区のホームレスは必ず受けた義理は知らないところで、返してくれます。
実例ですが、私の車が駐車中に当て逃げされた時も当て逃げした車のナンバー等を控えて店に飛び込んで来てくれました。
犯人は数分後に検挙され被害は最低限で済ませる事が出来ました。
その後、このホームレスには仕事に在り付けなかった日はご飯を食べに来るようにさせ、義理は返しました。
話が脱線しましたが、
非営利団体だけでは、限界が在りますので、大手企業が営利事業として保護動物たちの修正安心して過ごせる最後の砦を作って欲しいです。