「犬を飼いたいので、同じ飼うなら保護犬をと考えています」

「成犬を引き取って里親に成ってあげます」と

直電でご連絡を頂いたので、お話を進めさせて頂きますと、

「3匹までなら引き取ってあげたい」との事でしたので、この時点で私の中では、???状態でした。

「素人でも飼育出来そうな子は居ますか?」との問いに

攻撃性の無い子なら飼育可能かと思いますと、回答しますと

「その様な子は居ますか」と聞かれたので

愛の肉球会には制御できる子が数匹居る事を回答させて頂き、譲渡諸費用のお話をさせて頂きますと、

態度が一変し

「何が悲しくて、汚い野犬にお金を支払ってまで引き取らなくちゃいけないの?」

「逆に引き取って貰うのですから、謝礼くらい支払え」と

輩の言いたい放題、こんな心無い人間に出会ったのは初めてです。

最後に

「1匹に付き1万円の謝礼をくれるなら3匹引き取ってあげる」と捨て台詞を吐いて電話を切られました。

 

この一件で京都の増山事件を思い出してしまいました。

 

野犬ビジネス団体ですとこの話には乗ると思います。

理由は到って簡単です

野犬の成犬を1匹保護しているだけで月に1万円は費用(エサ代・施設使用料)が掛かりますし手間も掛かります。

1万円支払ってでも引き取って頂ければ、次の子を救助して支援金集めが出来ますから、在庫の処分料として1万円支払って保護団体としての責務を果たせれば安いと考えると思います。

 

保護っ子の事を第一に考えてる団体なら、絶対に乗らない話です。

 

野犬ビジネスを利用したこの様なビジネスまで現れてきます。

野犬ビジネスの弊害です。

 

この様にして保護犬を利用したビジネスが横行し保護っ子の命が危機に晒されて居ます。

愛の肉球会は絶対に野犬を守る覚悟で、保護活動を行っている団体です。

 

これまで行方不明成ってる子は1匹も居ません。

逸走された子も1匹も居ません。

調べて頂ければ調べるほど、優良な保護団体です。

 

しかしこの様な保護ビジネスの方より接近して来るなんて、驚愕しました。