昨年の12月に周南市民の方より、出産から、譲渡までの保護依頼が在りましたが、
二組も続いたので、施設のスペースの関係で、先に依頼を受けた方を優先し出産→育児→譲渡まで施設でお世話をしておりますが、
もう一組の方は、ご自宅で、出産をして頂く事になり譲渡だけ引き受ける事になりましたが、育児に掛かった費用とお母さん犬の避妊手術費用の補助金(2万円)は、譲渡後にお支払いする契約に成っておりましたが、
離乳食代の費用が嵩んできたので、先に支払って欲しいと請求して来ました。
愛の肉球会が推奨しております離乳食はこちらです。
https://item.rakuten.co.jp/nyanzaq/79040/
これを朝・昼・夜の3回、粉ミルクをふり掛けて与えるようにお願いしておりました。
1食1パックです。
生まれた頭数は5匹ですから、48パック購入しても3日分しか在りません。
1日に計算すると1.000円前後です。
周南市周辺でこの商品を取り扱っているホームセンターは1件しか在りません、
そこのお店から、入荷したら連絡を頂いて、当会が買い占めている様な状況ですので、入手が困難な状態です。
そこで、楽天のこのお店を勧めていました。
正直愛の肉球会がホームセンターで購入しているよりは少し安いですが、到着まで時間が掛かるのが難点です。
上記の商品を4回購入し、粉ミルクも2缶購入したとかで、約25.000円の支払いを請求されてしまいました。
愛の肉球会で預かった子は11匹も出産したのですから、お母さん犬の母乳だけで足りるはずも無く、母乳と粉ミルクの併用から育てていますので、5匹を育てるのとは全然違います。
愛の肉球会で出産育児をしている子は、2月16日で7週齢となりますので、血液検査+健康診断+混合ワクチンの接種を済ませて里親募集と成りますが、譲渡まで、全額立て替えと言う事に成ります。
この5匹の子達は、1週間ほど出産が遅かったので、来週に血液検査+健康診断+混合ワクチンの接種と成ります。
どちらにしてもお支払いする経費ですので、請求通り領収書と引き換えにお支払いを済ませましたが、
急に電話で請求されましたので、驚いてしまいました。
ここで心配な事が一つ在ります。
避妊手術費の補助金を出しても、本当に手術を受けさせてくれるかです。
中型犬の避妊手術ですから、40.000円前後掛かるかと思われますが、半分を負担してまで手術を受けさせてくれるのかが心配です。
この補助金のお支払いは手術を確認後と言う事に成っていますので、大丈夫かと安易に考えています。
保護っ子を最優先に考えての保護活動には多額の費用が掛かります。
儲かると主張しているのは無責任な譲渡をしている保護団体です。
昨日の獣医さんが教えて下さいました、法律に照らし合わせた譲渡ですと、血液検査+健康診断+混合ワクチンの接種この費用は掛からないと言う事(義務化されていない)ですから、全て利益となります。
病気の子を医療に掛ける義務は在りますが、
検査に掛ける義務は無いと云う事です。
11匹と5匹の赤ちゃんを育てる費用に幾ら掛かりますか?
それにプラス検査費用です。
運良く全頭譲渡出来るという保障等どこにもありません。
健康診断で全ての子が健康と診断される保障も御座いません。
譲渡できなかった子は、終生飼育と成ります。
その費用は皆様の善意の寄付金で賄う形に成ります。
犬を1匹飼育するだけで年間3万くらい掛かると言われています。
愛の肉球会では、心臓疾患・癲癇(脳疾患)・障害の在る子・攻撃性の強い子などなど、終生飼育をしている子が10匹以上居ます。
どうやれば利益が出せるのか私が一番教えて欲しいです。