全頭血液検査を受けさせての譲渡なんて、譲渡基準には成っておらず、
健康診断の基準さえクリアしていれば、問題なく譲渡できる、
この健康診断には、一定の基準が設けられているので、それをクリアした子は健康優良児として譲渡しても法律上一切の問題は起こらないとの事で、法に則って譲渡すれば良いのでは?
とのアドバイスを頂きました。
里親様のリスクを減らす事ばかり考えていたので、必要以上の検査等を受けさせていたようです。
獣医師業は、とても複雑な様です。
例えばバベシア症やパルボウィルスを発症した子で、獣医師が血液検査が必要と判断し行った場合は、医療行為と成るそうで、健康診断に為の血液検査を依頼された場合は、サービス業に成ってしまうそうです。
医療行為とサービス業とで同じ検査でも値段が代わってくるのだそうです。
人間で言うところの、通常の健康診断と人間ドッグの違いみたいなものらしいです。
法的に一定の基準の設けられた健康診断をクリアした子には、健康診断書を発行するので、それで十分だとの事でした。
動愛法では、48時間の目視による健康管理が義務付けられているので、それをクリアした子で、獣医師による法に則った健康診断を行えば言葉は悪いですが、バベシア症に感染していても、無関係らしいです。
ロシアンルーレットと同じですよね、発症した時の飼い主にすべての医療義務が掛かってくると言う事です。
これまでの、血液検査+混合ワクチンの接種後の譲渡は過剰なサービスを行なって譲渡をしていたと言う事らしいです。
またまた、譲渡手順に対しての問題が出て来ました。
バベシア症・パルボウィルス感染症の問題は野犬特有の問題ではないかとの事です。
通常の譲渡しの法的基準をクリアさせれば、問題は残りませんとのご意見でした。
しかし現実を見て聞いて知っている私と致しましては、他の団体から譲り受けた譲渡後に、バベシア症を発症して里親様宅で亡くなっているとお聴きしているだけに、保護っ子の命を最優先に考えればこれまでと同じ様に、血液検査と混合ワクチンの接種は必要不可欠だと思えてなりません。
命はお金では買えないものですから、最善の努力はしてあげたいと考えています。
しかし現実の世界は厳しいもので、命を守るためには、無限のお金が必要です。
血液検査+健康診断+混合ワクチンの接種全て行って譲渡しても100%の命を守る事は出来ません。
どこで妥協するかだと思います。
私は、これまでと同じ様に、血液検査+健康診断+混合ワクチンこれはクリアさせて譲渡をしたいです。
また代表理事と直接話を進めたいと思います。
愛の肉球会の運営が、常時ピンチなのは、他の団体と比べても、過剰な医療行為を行っていたのが原因だったようです。
命に完璧なんて無い事は理解で来て居るのですが・・・
理想と現実は違いすぎます。
まだ、代表理事は仕事中なので、今夜にでも電話にて話し合いたいと思います。
私に今出来る事といえば、寄付金を集める事だけだと思います。
以上の様な、理由で命の火を消さないためにも、独りでも多くの皆様からの寄付(愛の肉球基金)お願い致します。
今の段階で、私の独断で、今後も
血液検査+健康診断+混合ワクチンを続けて行きますとは、公言できない事ご理解願います。
寄付金の振込先はプログのトップページに記載させて頂いています。
混合ワクチンを接種しての譲渡も、譲渡しに課せられた義務では無く、努力義務だそうです。
注)成犬に付いての狂犬病予防接種は義務だそうです。
法に従って活動を行えば、無責任に見えるのは、無責任な法律に問題が在るとの事です。