この手口は、周南健康福祉センターを舞台に行われたノンフェクションです。

東京在住のM.Sと言う引き出し認可を受けた個人ボラが周南健康福祉センターに捕獲収容されている野犬を全頭引き出し、

引き出した子をクレートに入れ、それを地元で支援金詐欺を行っているY団体が、徳山駅まで引き出した野犬を車で運ぶお手伝いをし、新幹線のホームまでクレートを運び、ホームで記念撮影。

また、新幹線に運び入れ、新幹線内でも記念撮影、その写真をSNSにアップし、

「周南健康福祉センターから全頭救助して来ましたので、ご支援お願いします」

と支援のお願い。

その後、名古屋駅で待機しているM団体に引き出した野犬を全頭引渡し、M.Sは手ぶらで東京に帰宅

野犬を引き継いだM団体は、シェルターに連れて帰り、周南健康福祉センターより、野犬を全頭引き出し救助して来ましたと支援のお願い。

引き出した野犬のお世話をし、保護している方は支援のお願いをしても問題は無いと思いますが、保護していない方は、明らかに詐欺ですよね。

日本の司法ではこれは詐欺に当らないそうです。

M.Sは間違いなく、周南健康福祉センターから全頭引き出してます。

M団体は、周南健康福祉センターから引き出した子達を、保護しているから詐欺には当らないそうです。

おかしな話ですよね、同じ野犬を利用して、二人の保護活動家が支援金をそれぞれ集めているのですよ。

司法の見解では、周南健康福祉センターが保護活動者のM.Sを信じて野犬を引き渡したのですから、そのM.Sが望まない不正な譲渡をしたなら、周南健康福祉センターがセンターの所有物をM.Sに騙し取られたと成るそうです。

その当時、全ての証拠を周南健康福祉センターに渡して調査をして処分のお願いをしましたが、周南健康福祉センターは何もしませんでした。

 

M.SがM団体に譲渡した後に支援のお願いをしたなら、詐欺に成るそうです。

但し、被害者が被害届を出せばの話です。

支援した人は騙された金額は、3.000円~多くても50.000円くらいだと推測されます。

被害届を出せば、警察の事情調書、検察庁の事情調書と数日間引き摺り回らされますので、被害届を出さないのです。

この日本のシステムこそが詐欺の被害届を出すハードルを上げているのです。

結局泣き寝入りする人ばかりで、詐欺には成りませんでしたが、私が警鐘を鳴らし続けたので、支援が無くなりこの詐欺は終結しました。

この詐欺をしていた団体こそが野犬ビジネスに乗り換えています。

 

 

次にご紹介する手口は先に出てきたY団体の手口です。

山口県の野犬を全頭保護できるシェルターを建設すると数年間に渡り、総額数千万円を集めましたが、出来上がったシェルターは50匹も収容できないシェルターです。

50匹収容できるシェルターで山口県の野犬を全頭保護できますか?

数千万円あれば、50匹収容できるシェルター建設を業者に依頼すれば、立派なシェルターが建ちますよね。

しかし日本の司法では、50匹も収容できないシェルターでも、約束通り建設をしているから、詐欺には当らないそうです。

結果として約束とは違う50匹も収容できないシェルターしか出来なかっただけで、人を騙してお金を集める結果と成っただけで詐欺にはないらしいです。

 

確かに山口県の全ての野犬を保護するシェルター建設と言っても、何頭要るのかも解らない、幾ら掛かるかも解らない状況で計画も建てられない状況下で建設なんて出来ませんよね、

騙された人がバカだとでも言いたいようですね。