愛の肉球会の主治医から教えて頂きました情報を参考にアドバイスさせて頂きます。
先ず始めに、愛の肉球会の主治医の先生は包み隠さず教えてくれます。
周南健康福祉センターと山口健康福祉センター防府保健部から救助された子には、貧血の検査と通常の血液検査が必要です。
この検査は何処の動物病院でも出来るそうです。
ここからが重要ですので、良く読んで下さい。
血小板の数の検査は昔の血液検査の機械では出せなくて、外部の機関へ出すそうです。
特にバベシア症やパルボウィルスには有効な検査だそうです。
最新の血液検査の機材を取り揃えている病院なら、瞬時に血小板の数まで解るそうです。
貧血と血小板の現象で次のバベシア原虫を見付ける検査に移ります。
この検査も、最新の電子顕微鏡を取り揃えている病院ではモニターにまで映し出して飼い主の方にまで確認をして頂けるそうです。
これで、原虫が見付かればバベシア症と診断され、ガナゼックの出番です。
通常は2回の接種で治療が終了と成るそうです。
山口県の子犬の里親に成られました方は、下痢・嘔吐・食欲不振・元気が無いなどの症状が現れた時に、病院へ連れて行く前に電話を入れ、血小板の数を直ぐに調べられるか?・バベシア原虫を見付け出せる機材が置いてあるのか?・ガナゼックの在庫は在るのか?病院にお聴きしてから、連れて行くのがベストな選択です。
外部に出す場合時間も掛かりますので、重症かしてしまい、取り返しのつかない事態に成ります。
ここまでの最新の機材を取り揃えている病院は少ないようです。
たまたま、平生町民の方が紹介して下さいました病院には導入されていましたので、バベシア症でも即座に対応して頂けます。救助した当日1月9日にバベシア症と診断されました『苺』ちゃんも、『柚』ちゃんも、先ほど治療が全て終わりました。
逆に感染症の潜伏期間の健康管理を行う必要が無くなり、ワクチンの接種を済ませ副反応が起こらないか?観察が終われば安心して譲渡出来ます。
周南健康福祉センターか山口健康福祉センター防府保健部から救助した子を譲り受けた場合、体調に異変が出た時は、
血小板の数・バベシア原虫を外部の機関に出さずに病院内で直ぐに出せる機材を設置してあるか確認後、ガナゼックの在庫を確認して病院に連れて行ってあげて下さい。
これを事前に確認して病院へ連れて行くだけで命は助かります。
パルボの場合、検査キットは何処の病院でも在庫はあると思いますし、インターフェロンも常備していると思います。
無責任な野犬ビジネスから譲り受けた場合は、この電話でのひと手間かけてあげて下されば、命は助ける事が出来ます。
簡単な事ですので、覚えておいて損は無いと思います。