子供が生まれたら犬を飼いなさい。

子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。

子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。

子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。

そして子供が青年になった時、自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。

私もこの詩が大好きです。

しかし日本の保護団体の現実を良く見てください。

小さなお子さんの居る家庭には譲渡しないと言う団体が多いのです。

そんな事をしていたら、命の大切さ尊さを知らない子供が大人になってしまうのです。

その結果が今の日本です。

自己主張する人間ばかり、

除夜の鐘の音が五月蝿い?

幼稚園児の声が五月蝿い?

何でも主張した人間が勝ちだと勘違いしているバカばかり増えるのです。

野犬を平気で利用したビジネスに発展するのです。

一時期爆発的に売れた【たまごっち】の様な育成ゲームの様に思い通りに育たないとリセットを押して育てた子を処分するのと同じ様な感覚で保護動物を飼う人間が増えてくるのです。

現実の命はリセットなんてありません。

それすら解らないバカな子供が育ってしまうのです。

そんな奴らが保護活動なんて出来るとは思いません。

もうひとつ大好きな名言は

野犬は『灰に成る為に生まれて来たわけではありません』です。

灰に成る為だけに生まれる命なんて絶対に在りません。

野犬も幸せになる権利を持って生まれたはずです。

その命を保護して守り、幸せに導いてあげるのが保護団体の役割です。

見返りを求める様な人には絶対に活動して欲しくは無いです。

継続した最低の運営が行えるだけ寄付が集まれば良いのです。

愛の肉球会の場合ですと毎月の運営費が30万円前後ですからそれだけ集まれば十分です。

ただし年に2回だけ出費が嵩む月が出て来ます。

税金の支払いと、狂犬病予防接種時です。

愛の肉球会には、保護してる保護犬と呼ばれる野犬の成犬は現在4匹居ます。

まだ保護できる状態まで人馴れしていない子が17匹

愛の肉球会が終生飼育に切り替えてお世話をしている子が6匹

全て合わせると27匹も狂犬病予防接種や混合ワクチンの接種が必要な子が居る事に成ります。

 

人馴れしていない子を施設外に出す事は、逸走のリスクが高いですので、獣医さんに往診をお願いする事に成ります。

27匹も狂犬病予防接種を往診でお願いすると10万円前後に成ります。

混合ワクチンの接種も同じくらい掛かります。

 

年に2度このピンチを切り抜ける必要が在ります。

愛の肉球会では、子犬の救助時に里親様の挙手が減る生後3ヶ月前後の子で噛み癖の在る子でも、分け隔て無く救助して来ています。

命に代わりは在りませんよね、

成犬は増える一方です。

噛み傷が手や身体から消える事など在りません。

噛む子でも、皮膚病の薬を塗る必要のある子もいます。

それこそ、毎日噛まれながら薬を塗っていた時期も在ります。

今現在は信頼してくれたのか、薬は塗らしてくれる様に成りました。ここまで来るのに、約5ヶ月掛かりました。

しかし次は狂犬病予防接種と混合ワクチン代の捻出です。

 

身勝手な利益しか考えない保護団体がある限り世界の名言も詩もゴミですね。