特に山口県の子を譲渡して頂いた里親様、血液検査時に、健康診断のための検査項目の中に貧血の項目は含まれていないそうです。
ここで注意が必要です。
健康診断を十位さんにお願いする時に、血液検査の時に「貧血の検査も行って下さい」と申し出てください。
申し出が無いと、通常の血液検査には貧血の検査は含まれていないようです。
私も色々と調べたり色々な獣医さんに教えて頂いて初めてこの重要な事を知りました。
野犬の血液検査時、特にマダニが多い地方の場合、貧血の項目が一番大事です。
これまでの経験上、周南健康福祉センター・山口健康福祉センター防府保健部から救助致しました子で臓器の異常が見付かった子は1%以下です。
山口県の子は、バベシア症に感染している子が多いので、貧血の検査が一番大事です。
貧血気味だと診断されれば、バベシア症の検査をお願いして下さい。
山口県の子を引き取った方は、これだけは必ず行ってあげて下さい。
これで、病気によります死亡率は10%以下になります。
年明けからは愛の肉球会でも、救助した子には直ぐに血液検査(貧血項目)を受けさせる事にするよう、役員で話し合っています。
悪まで、山口県の野犬に対してですので、お間違いのない様にお願い致します。