この子は誰でしょう?なんていってる場合じゃ無いのです。

 

 

この子です。

全然栄養が見に付きません。

病院で検査を受けさせても、異常が見付かりません。

恐らく消化器系の異状による栄養の吸収不足が原因ではとの話です。

逆に1ヶ月もの間良く命を繋いだねとお褒め頂きました。

離乳食に粉ミルクを掛け多量すぎるほどの栄養と高カロリーのニュートリカルによる高カロリー食で、命を繋いで来ました。

消化器系が栄養吸収出来るまでに成長してくれれば命は助かります。

基準はこれまでの経験上、体重が順調に増えだせば、普通食に切り替え手便の様子を見ます。消化できないようなら、元に戻します。

病院の検査でも、異常が見付からないのですから、後は経験だけが便りです。

『愛』っちゃんと同じ様な症状の子をこれまでも数多く元気に巣立たせました。

里親様の元へ巣立って元気に育ってくれています。

 

栄養の吸収が上手くできるまでに、消化器系が成長してくれれば、普通に生きる事が出来ます。

発育不良は近視交配による遺伝子の異常で先帝性疾患の可能性も在るそうです。

『愛』ちゃんは、私のチョッキの中で半日過ごしています。

体温の調整も出来ないと思います。

食欲は他の子より旺盛です。

消化器系の成長不良の子も多いのが周南犬の特徴です。

 

周南健康福祉センターから譲り受けた一般の里親様も良く覚えておいてあげて下さい。

異常に小さい子・痩せ細った子で、ドライフードを与えると下痢をする子は、無理をせず、離乳食に粉ミルクを振りかけ、ニュートリカル(少量で高カロリーを補えるの)で消化器系に負担を掛けない様にしてあげて下さい。

身体が大きくなり体重が順調に増えだしても油断せず、消化の良い高カロリー食を与えてあげて下さい。

獣医さんに検査をお願いしても消化器系の発育不良等は見付かりません。

自分の家族の命を守るのは里親様次第です。

ニュートリカルは子犬の命を繋ぎとめるのに必要です。

1匹でしたらニュートリカル1本で1週間は持つと思います。

愛の肉球会の様に数多くの子犬を保護していても月に12本程度の消費量です。

歯茎の白っぽい子にニュートリカルを小さなスプーン1杯程度与えてあげて下さい見る見るピンクに代わります。

栄養が直ぐに吸収されている証拠です。

目を疑うほど、色が変わりますよ。

舌と歯茎で貧血や栄養不良を判断してあげて下さい。