先ずは、私事ですが、10月30日の夜、いつもの様に周南緑地公園へパトーロールに回ろうと思い、準備をしている最中に右半身に異変を感じましたが、施設を出発しました。
車の運転も問題なく出来ていたので、途中のコンビにまで運転し、右の指の痺れが酷くなってきたので、理事に運転を代わって貰い、周南緑地公園に付いたのですが、周南緑地公園の近くにこの周辺では一番大きな総合病院がある事を知り、病院へ電話を掛け様態を告げると直ぐに検査に来た方が良いですよと言う事で、パトロールもそこそこに切り上げ病院へ向かいました。病院に着くと車椅子を用意し、待機してくれていました。
私は歩けてましたから歩いて入って行こうとすると、ストップを掛けられ車椅子に座らせれ緊急救命センターへ連れて行かれ、CTなどの検査をされました。
私自身が自分の身体の中で何が起きているのか、検討も付かないままでした。
理事で家内が主治医から呼ばれ説明を受けたそうですが、理解できていない様子でした。
私は主治医から緊急入院を告げられたので、保護している子達が心配なので、帰る旨を伝えると今のままで帰れば3日以内に死にますよと告げられ、このままだと死んでしまう患者を帰らす事は出来ませんと強制入院となりました。
家内も状況を把握出来たのか、保護っ子は責任を持って見るからと入院に同意されてしまい、緊急入院と成りました。
後で、看護師さんから、状態を聞くと脳幹出血(橋出血)で治療が遅れると、意識が無くなり呼吸困難をお越し死に至る恐ろしい場所から出血しているのですよと親切に理解できるように教えてくれました。
今はまだ足は動いてるようですが、暫くすると障害が出だし起てなくなりますよとも教えてくださり、早くても最低でも2週間の入院は必要です。
後は主治医の先生に聞いて下さいねと言われ、私の頭の中には保護っ子の事しかなくどうやってこのピンチを切り抜け保護っ子達を守って挙げれるのかしか考える事が出来ませんでした。
兵庫県に残っている理事に、意識が朦朧としていましたが、ラインで状況を伝え山口県へ応援に来てくれる様要請しました。
状況が把握できた理事は直ぐに応援に入ると連絡をしてくれました。
次は今のままでは、譲渡活動が出来ず、運営が破綻してしまうと思い、支援者や会員様へ緊急で支援のお願いをしました。
ここまでが精一杯でそのまま意識を失いました。
意識が戻ったのは翌日の昼過ぎだったと思います。
主治医と看護師さんに意識を呼び起こされました。
その時から主治医には出血が止まったら退院させて欲しいと無理難題ばかりお願いしていました。
主治医からは早くても8日は入院が必要だと告げられましたが、もし退院して死ぬような結果に成ってもすべて自己責任で先生や病院には迷惑を掛けないので保護活動を続けさせて欲しいと訴え続けました。
その熱意を受け取ってくださいました主治医より入院2日目に病室から車まで歩いて行けるようなら自己責任と言う事で退院を許可してあげますとお許しを頂きました、
私はリハビリの先生に付き添われて病棟の廊下をひたすら歩くリハビリをしました。
退院に向けて先生から色々とアドバイスを頂き注意点なども教えて頂き退院して保護っ子たちの元へ帰ってこれました。
みなさんも何時自分が病に侵されるかなんて解りませんよね、
自分の寿命が何時尽きるかなんて解って生きている人何て誰も居ないと思います。
私は運良く主治医になった先生に命を助けて頂きましたが、寿命が在っただけだと思います。
トラックの悲惨な事故も毎日どこかで起こっていますが、事前に事故を起こして命を失う事が解っていたら回避するでしょうね、寿命なんて誰にも解らないものです。
保護っ子の命も何時尽きるか誰にも解らなくて当然です。
私達が出来るのは精一杯守ってあげる事だけです。
寿命を代えるなんて事は出来ない筈です。
保護っ子たちも一生懸命に生きているはずです。
それをサポートして守ってあげるだけだと私は考えています。
生きてる間に人間の愛情を精一杯注いであげて、命を守るサポートをして上げるだけです。
殺処分問題も今の時代に産まれてきたからこそ起こっている問題かも知れません、
10年後には法律も改正され殺処分が廃止になっているかも知れません。
殺処分の子を助けるのでは無く、殺処分の対象として生まれてくる不幸な子を無くす事の方が大事では無いでしょうか?
殺処分の子を救助しているだけでは根本的な解決は出来ません。
殺処分の対象として産まれてくる子を減らす活動こそ大事では無いでしょうか?
野犬に餌を与え次々と繁殖し育てる事の出来る栄養状態にして不幸な子(殺処分対象の子)を増やす行為こそ愚かな行為では無いでしょうか?
では何故保護活動をしている人たちは殺処分だけを問題視すると思われますか?
殺処分から救助して来ましたという行為のみに、スポットライトが当てられており、お金が動くからです。
逆に言えば、いま愛の肉球会が行っている野犬への餌ヤリの監視に対しては餓えている子に餌を与える行為のどこが悪いのか?などの批判メールも沢山頂いています。
殺処分問題を解決するには殺処分対象と成る子を無くせば済む話です。
こんな簡単な事すら理解できない人が多いのですね。
私から言わせても貰えば殺処分反対などと言っているだけの人は偽善者にしか見えません。
殺処分反対なら、なぜ殺処分対象として産まれて来る子を減らしてあげようとしないのですか?
餌ヤリ賛成、殺処分反対なんて言っている人は何を考えているのか理解に苦しみます。
表では殺処分反対なんて綺麗毎を言って
裏では殺処分対象の子を増やす活動に賛同しているのですから、
本当に一貫性の無い支離滅裂な人が多い事に驚きます。
日の当らない努力をする団体が日本中に増える事を私は祈っています。
私の考え方は、
殺処分と言うスポットライトが当っている活動しかしない団体やボラは支援金目当てで活動していると考えています。
こんな団体やボラばかりが活動しているので、日本の動物愛護は進展していかないのです。
みなさんも良く考えて下さい。
殺処分対象の子を増やす行為ほど愚かな行為は在りません。
不幸な子を繁殖させているブリーダーにばかり注目が集まって、非難が集中し生態販売禁止などと言ってますが、寺には法で色々と規制が掛けられています。
しかし、野犬に餌を与え繁殖させる行為にはなんの規制も設けられていません。
野犬は野犬ビジネスに好きj勝手に利用されているだけです。
周南緑地公園の野犬で餓死しそうなほどに痩せ細った子は、居ますか?
少なくとも私は連日の様にパトロールに回っていますが見た記憶すら在りません。
それより、今年はマダニが異常繁殖しており、バベシア症が蔓延しています。
当然治療も受けられず苦しんで亡くなっている子犬はどれほど多く居ると思いますか?
昨年までですと巡回していると子犬の鳴き声は四方八方から聞こえてましたが、今年は声すら聞こえませんよ。
保護動物の命を玩ぶ様な事はしないで下さい。
今年は野犬を減らすチャンスの年です。
子犬を捕獲しなくてもバベシア症に感染しほぼ育たないと思います。
いまのうちに成犬の捕獲をどんどん進めていけば、おのずと野犬は減ります。
餌ヤリ賛同者の方々は、殺処分対処の子や、バベシア症で苦しんで死ぬ子を増やして楽しいですか?
これこそまさに究極の虐待ですよ。
命に付いて真剣に考えて下さい。