昨夜、見回りパトロールを終え、プログに結果報告を書き終えた後、帰路に着こうと思っていたところ、電話が鳴りました。
「野犬の成犬を捕獲できたから引き取って」との依頼でした。
場所をお聴きして現場に向かうと、そこに居たのは、餌ヤリとしてマークしていた女性がチョークチェーンだけを犬に掛けた状態でした。
ここで、野犬の成犬が簡単に捕獲出来たことが理解できました、餌を貰っていた相手で野犬も油断しているところへ、チョークチェーンを掛けられ引っ張り回されている状態だったと思います。
私は、独断で引き取りをお断りしました。
野犬に罪は在りませんが、成犬を受け入れるとなれば、施設内で受け入れる場所を確保する必要もありますし、どうやって連れ帰るかも問題に成ります。
依頼者は車に乗せた後、チョークチェーンを外して返してと言っているし、先ずはチョークチェーンをどうやって安全に外すか問題ばかりです。
どう考えても、野犬の成犬を連れ帰るのに、何の準備も道具も無しでは無理です。
すでにチョークチェーンを掛けられパニックに成って暴れている子を、車内でフリーにさせて帰れるほど、甘くは在りません。
引取りを断る決め手は、この依頼者の放った言葉です。
「愛の肉球会さんは、市民が捕獲した野犬は無償で受け入れると公言していましたよね」と言うのです。
私はその様な事を公言した記憶は在りませんし、「引き取って貰わないと困る」と言うのです。
引取りを拒否するなら、放すというので、
「一度保護した子を放す行為は、遺棄に成りますから警察に通報します」と言うと愛の肉球会が嘘を付いたから、放さなければ成らなくなったと責任転換です。
引き取り依頼が子犬なら少し噛まれてでも抱っこして連れて帰れますが、人馴れしていない成犬を抱っこして帰れますか?
支離滅裂な事ばかり言われ状況を理解するのに時間が掛かりましたが、
ここで皆さん良く考えて下さい。
依頼者がなぜ、チョークチェーンを持っていたかです。
今回の引き取り依頼は始めから、仕組まれていたと思います。
私が怒鳴りだしたり、放す事を承諾すれば、愛の肉球会を陥れる事は可能です。
盗聴か何処かからこの餌ヤリの仲間に人に盗撮されていた可能性も捨てきれません。
逆にこの依頼者が車に乗せ連れ帰るまで見送りました。
引き取り依頼された子は写真撮影していますので、この子を周南緑地公園内で見付けた場合は、遺棄で通報します。
野犬ビジネス集団は何を焦っているのでしょうか?
最後に
「今はセンターに持ち込んでも、野犬の成犬を全て救助して下さっている団体が在るから、殺処分されませんから」と捨て台詞を吐いて周南緑地公園を後にしました。
その様な団体をご存知なら、始めから引取りを依頼すれば良いと思いませんか?
野犬ビジネス関係者のSNSは全て私をブロックしていて見る事が出来ませんが、組織内部で何か起こっているのでしょうね。
所詮金で繋がっているだけのお仲間ですから、仲間割れが多いですね。
ハッキリ言って、儲かっているのは」胴元だけです。
騙されて仲間入りしても、最初だけ少し儲けさせて貰えるだけです。
今じゃ騙される人も減り、後期高齢者と思われるお年寄りまで騙してお手伝いをさせています。