周南健康福祉センターと山口健康福祉センター防府保健部から次々と成犬が引き出されていますが、増山事件が起きたときと状況が似ています。
引き出した団体は、救助して来たから、支援して下さいを連呼、現実は増山に預かりボラと称して丸投げ。
野犬の成犬は、人に慣れさせるだけでも何年も掛かります。
人馴れが終わった子でも、里親様を見付けるにも数年掛かります。
保護する場所にも、限界が在る筈です。
では、どうやって次々と引き出す事が出来るのか謎だけが残ります。
増山事件が発覚した事により、次々と引き出しが可能な事が明確に成りました。
シェルター建設も大事なことですが、箱を造っても、維持が出来ないなど後々問題が起こった時のことを考えれば、怖いです。
来年度から、独りのスタッフで保護できる上限数は20匹に成ります。
8時間勤務してくれる無償スタッフなんてほぼいないと思いませんか?
100匹保護すれば、スタッフは5人も必要です。
8時間勤務のスタッフの人件費は幾らになると思いますか?
山口県の最低賃金は928円です。
これを基準に考えても928円×8=7.424円です・
これに最低必要なスタッフ数5人×7.424円=37.120円
25日勤務として、25日×37.120円~928.000円
人件費だけでこれだけ必要と成ります。
これに、保護っ子たちのエサ代、施設の維持費、医療費を考えれば、億万長者でも、直ぐに資本が底を吐きます。
非営利の保護団体で可能だと思いますか?
崩壊した時に、100匹もの野犬を引き取れる団体が存在してますか?
恐らく支援金を集めるだけ集めたら、シェルターは他人任せにして逃げるでしょうね。
第二の増山事件が起きない事を祈るのみです。