野犬に限らず野良猫に餌を与えている人たちの言い分は、必ずと言って良いくらい、

「最初に遺棄した人間が居るから、ここに野犬や野良猫がいると、遺棄した人間に責任転換をします」

それは誰も否定はしませんが、遺棄した飼い主を見付け出しても、罰する事が出来ますか?

今後不幸な子を増やさない事を考えるのが当然ではないですか?

遺棄した飼い主に責任追及したいなら、ご自分たちで探し出して責任追及して下さい。

野犬や野良猫の明るい未来を考えてあげれば、次世代の不幸な子を増やさない事ではないですか?

元々が飼い犬や飼い猫の里親制度なんて無かったのが間違いです。

無責任に不幸な子を増やす餌ヤリを私は絶対に認めません。

不幸な子をゼロにする事を考えて下さい。

餌を与える行為は、不幸な子を増やすだけです。

幸いな事に野良猫には地域猫システムがあります。

命を助ける事のできる制度です。

野良猫に餌を与えている人たちは何故この制度を利用して命を守ってあげないのか聞きたいです。

私は、リリースしなければこの制度に賛成です。

リーリースした場合、感染症・交通事故など野良猫と同じ危険に晒されます。

保護とは安住の地で生活させ、見守ってあげる事だと私は解釈しています。

「餓死したら可哀想」

私は、餌ヤリ行為を反対しています。

その代わり、餓えに苦しんで倒れている子が居ないか?

連日連夜、野犬の見守りパトロールをしています。

当然、餓えて動けなくなっている子を見付ければ、最優先で保護します。

8年間周南の野犬に携わってきましたが、餓死している子を観た事は在りません。

野犬も野良猫も自分で生きる術は知ってます。

愛の肉球会は、自然界で生きている保護動物は見守ってあげるのが一番だと考えて保護活動をしています。