「お腹を空かせてたら可哀想」
この発想はだれでも理解できるかと思います。
しかし、この悪魔の無限ループを何処かで誰かが絶たなければ、永遠に不幸な野犬(生れながらにして殺処分対象の子)をゼロにする事は出来ません。
愛の肉球会と言うより、私は、どんなに世間から嫌われようと、この悪魔のループを絶つ餌ヤリ監視活動を続けています。
その結果、周南緑地公園に住み着いている野犬の数は凡そピーク時の十分の一程度までに減らす事が出来ました。
野犬の数が十分の一に減った事で、生れながらにして殺処分対象と成る子の数も当然十分の一に減った事になると思います。
おかしな事に、野犬の数が減ってクレームを言う人は居なくなるどころか、喜んでくださっています。
野犬の数が減った矢先、餌ヤリ推進派だった人たちが、餌ヤリ反対を唱えだしているのですから、人間の身勝手さに驚きます。
良い結果が出れば便乗する、最低ですね。
山口県の殺処分が減った矢先どれだけ多くの保護団体や個人ボラがもっともらしい事を並べ立て便乗してきた事でしょう。
愛の肉球会より古くから周南健康福祉センターの子を救助していた団体やボラは一組も残っていません。
何故だか解りますか?
便乗してきた野犬ビジネス団体から誹謗中傷され手を引いてしまったからです。
今現在大きな顔をしてやりたい放題の事をやっている、団体・個人ボラが周南健康福祉センターに携わってきたのは、ここ3年以内です。
3年前には既に殺処分数も激減し、ほぼほぼ問題は解決していました。
騙されている人たちは過去の経緯など何も見てない人達です。
平成28年より前まで遡って現実を見て欲しいです。
愛の肉球会が携わった平成27年を境に右肩上がりだった殺処分数も一気に左肩下がりに成っています。
また、子犬の殺処分ゼロをほぼ達成した3年前より不幸な野犬ゼロを目標に掲げ周南健康福祉センターに捕獲収容される野犬数も左肩下がり減って来ています。
山口県が公表しておりますデーターが全てを物語っています。
このデータは山口県全体のものですので、勘違いしないで下さい。
愛の肉球会が主に携わっているのは周南健康福祉センターと山口健康福祉センター防府保健部です。
それ以外のセンターまで救助に出向ける状態ではない事を理解願います。
山口県内には9つのセンターがあります。
その全てのセンターから救助されずに殺処分された子が令和3年度で46頭です。
単純計算ですが、46÷9=約5頭です。
周南健康福祉センターが特筆して捕獲される野犬の多さは皆さんご存知かと思います。
それに次いで多いのが山口健康福祉センター防府保健部です。
愛の肉球会が活動を主に行っているセンターです。
餌ヤリ推進派に嫌われても信念を貫き、最初に立てた目標【子犬の殺処分ゼロ】
【子犬の殺処分ゼロ】の達成後に立てた【不幸な野犬ゼロ】
全てにおいて目標達成に向けて活動を続けていますが、不幸な野犬数も十分の一以下と成り、そろそろ便乗してくる野犬ビジネス団体が現れてくると考えています。
保護問題を語るなら過去の経緯をしっかりと御自身で調べ勉強してから、支援する団体を決めて下さい。
支援先を間違えれば、不幸な野犬問題も殺処分問題も解決しません。
野犬ビジネスが撤退した後に残るものは、無責任に繁殖に利用された不幸な野犬だけです。