保護活動は、保護動物の命を守る活動です。
命の救助に24時間休みはありません。
救助を必要としている子がいれば、現場へ駆け付けます。
人間に例えるなら、救急隊員・緊急救命病院・警察と同じです。
救急隊員が深夜だからとお休みと言われれば、多くの人が亡くなると思います。
人間は急病を発症しても救急隊員が居るお陰で命が救われます。
保護団体は、保護動物の救急隊員です。
救助を待っている子がいれば、深夜でも早朝でも、現場に駆け付け最善の救助活動を行うのが使命です。
こちらの動画は、昨夜周防大島へ釣りに来られていた広島県在住のご家族様よりテトラポッドの下から子猫の鳴き声が聞こえるので救助して欲しいとの1本の電話から、始まりました。
周防大島には野犬が居ないので、愛の肉球会とは無縁の場所で、土地勘も全くありません。
依頼者の方より、大体の場所をお聞きし、緊急で現地に向かいましたが、土地勘が無い・真っ暗・霧と最悪な状況でした。
ただ依頼者の方が、待機してくれている場所が、海の中に立っている赤い鳥居の見える漁港とハッキリしているだけ救われました。
周防大島は施設から遠くは無いので、ガソリンがメーター読みで4分の1残っていたので、そのまま大島入りしましたが想定していたより島が大きく、ガソリンの残量系が点灯するし、島内のガソリンスタンドは無いし潮が満ちて来るしで、焦り捲りました。
『武蔵』君のお見合いも無事に成功し巣立たせる事が出来ましたので、今から、昨夜の現場に出向き子猫の再捜査します。
命を守る最前線の現場の様子を見てください。