近年、周南健康福祉センターでは、捕獲収容した子に対して、駆虫薬の投薬とノミダニの駆除をしてくださっておりますが、
周南健康福祉センターから、譲り受けた後、必ず一度は駆虫薬を投薬してあげて下さい。
捕獲収容した当日に駆虫薬を投薬して下さっておりますが、薬の効果が現れ便と共に排泄されるのが、センターの職員が帰宅した後だと思われます。
野犬育ちの多くの子犬は、食便します。
便と共に排泄された回虫等の寄生虫を便と一緒に食べてしまうので、駆虫薬を投薬した意味が無くなります。
従って、駆虫薬を投薬した意味が無いと言う事です。
ですので、駆虫済みと油断せずに、譲り受けた後、最低でも一度は必ず駆虫薬を投薬してあげて下さい。
駆虫薬を投薬後12時間~24時間は排泄の管理をしてあげて下さい。
排便をすれば、シートごと取り換えてあげて下さい。
便に寄生虫が肉眼で確認できなくても、卵も排出されていますので、便だけを取り除いて捨てるのでは無く、シートごと交換してあげて下さい。
愛の肉球会では、周南健康福祉センターから救助後1週間を目処に体調が良ければ、ドロンタール・プラスを投薬していますが、ほぼ100%の子から回虫が排泄されています。
これを見逃してしまうと、栄養を寄生虫に奪われ、発育不良等を引き起こします。
周南健康福祉センターから譲渡して頂きました里親さんは、塗便検査だけは必ず受けさせて挙げてください。
塗便検査の費用は、500円~2.000円ですので高額な検査では在りません
ドロンタール・プラスは、1錠500円~800円程度です。
この程度の出費で子供の健康を保てるなら安いもんですよね。
ドロンタール・プラスの投薬量は子犬の大きさにも寄りますが、周南健康福祉センターに捕獲収容されている子達ですと1回の投薬量は四分の一錠ですので、一錠処方されれば、4回に分けて投薬できます。