日本全体的に見渡して野犬が多く生存している(住み着いている)地域を良く見て下さい。
工業地帯に集中して居るのが、お解かり頂けると思います。
一例を挙げておきます。
岡山県 → 倉敷の工業地帯
山口県 → 下松市の第二埠頭
山口県 → 防府市の三田尻
香川県 → 土器川河川敷
では何故工業地帯に野犬が住み着くのか?説明させて頂きます。
野犬に餌を与え、番犬代わりに利用しているからです。
行政は税収の基と成ります、会社に対して厳しい対応が出来ないのです。
酷いところだと会社の敷地内に犬小屋まで置いて、誰の目から見ても飼育している様に見えますが、その実態は野犬です。
行政の人に何度も飼い犬なら、リードをと注意に出向いて頂いていますが、答えは勝手に野犬が住み着いているだけとの言い訳です。
警備員を雇えば勿論費用が掛かります。
リードをすれば広い敷地内の番犬には成りません。
飼育すれば、畜犬登録・狂犬病予防接種・医療費等の費用が掛かる上、敷地と公道を自由に出入りできる場所で放し飼いにする訳ですから、「咬傷事故」も起こりえます。
その時の損害賠償費用なども掛かります。
野犬として利用すれば一切の義務に縛られる必要は在りません。
これも野犬を利用した立派なビジネスです。
では、なぜ行政はこの野犬を捕獲しないのか?
答えは簡単です。
行政の人間でも、人の敷地内に勝手に立ち入り捕獲できないからです。
「咬傷事故」が起こった時に会社の対応は、すずめの涙ほどの見舞金を被害者に渡し、勝手に野犬が住み着くんです、なんて善意の第三者を装い、わずかな見舞金だけで終わらせるのです。
野犬が住み着くのはご飯が貰えるからです。
その会社の従業員が出社すると、飼い犬の様に、尻尾を振って出迎えています。
この様な半分飼い犬の様な子が繁殖を繰り返しているのですから、野犬はゼロに成りません。
この会社の野犬が産んだ子は何度も周南健康福祉センターに持ち込まれていますし、職員も捕獲しています。
愛の肉球会の施設でも今日現在この会社に住み着いている?飼育している子が産んだ子を5匹保護しています。
愛の肉球会が引取り依頼でこの会社の従業員から引取った子とこの会社に住み着いている子のDNA鑑定を行えば100%一致すると思います。
万が一にも会社に住み着いている野犬がセンターに捕獲され殺処分対象に成っても会社は知らぬぞんぜんを通すと思います。
無責任極まりないです。
こんな事がまかり通っているのですから、不幸な野犬は完全ゼロには成りません。
毎年不幸な子が生まれていると思います。
ここから私の推定で憶測ですが、
この野犬が産んだ子は何処かに遺棄されていると思われます。
恐らく周南緑地公園だと思われます。
この様な事が後を絶たないのですから、完全に不幸な野犬ゼロ・殺処分ゼロの達成は難しいと言わざるを得ません。