愛の肉球会には、数多くの野犬の成犬を保護しておりますが、その子達の中には、全然人馴れしておらず、病院へ連れて行くには難しい子もいますので、獣医さんに往診して頂き、狂犬病予防接種と簡単な健康診断をして頂く事に成ります。
獣医さんと相談しましたところ、5月の中旬に往診して頂ける事に決定しました。
往診して下さいます地元の獣医さんが一昨年前に見付かり安心して保護活動を続ける事が出来ています。
ただ、昨年度に動愛法の改正により、保護犬に対して年に1度の健康診断が義務付けられましたが、どの様な健康診断が必要なのか行政にお聞きしましても明確な回答も無く、獣医さんも、視診・触診で診断して良いのか?
血液検査等の検査が必要なのか?誰も答えを出す事が出来ずで、困っています。
法律で義務化しておきながら、明確な基準が無いなんて判断が難しいです。
一応、獣医さんは一般的な視診・触診を済ませ、問題の在りそうな子だけ検査すると言って下さっています。
獣医さん曰く、指導する行政が明確な回答を出せないのですから、保護団体と獣医さんで話し合って健康診断するしか方法は無いと判断しています。
保護団体やブリーダーの中には、狂犬病予防法は飼い犬に適応される法律で、保護犬や繁殖犬には適応されない等と身勝手な理屈を並べ、畜犬登録も狂犬病予防接種も行っていないところも多いそうです。
愛の肉球会では、狂犬病予防法に基づいて畜犬登録も狂犬病予防接種も行っています。
全て法に基づいた活動を厳守しています。