最近、野良猫の出産(保護)時期がやって来ました。

しかし、一般市民(保護活動者)の認識も代わり、ご自身で譲渡できるまで、育てると言う方が増えています。

保護活動者としましては、とても喜ばしい事です。

私達、保護活動者は、育て方(授乳方法・強制排泄)をアドバイスし、里親様を探すお手伝いをする、とても良い方向に向かって進んでいると思います。

この方向で進めば、保護して頂ける子猫が格段に増え殺処分される子が減ると言う事です。

保健所に持ち込む前に、ご自身で一時保護し里親様に命を繋ぐ、この認識が定着してくれれば殺処分対象に成る子も減ると思われます。

 

これまでは、子猫を見付ければ、

保護 → センターへ持ち込む(殺処分対象となる) → 保護活動者が救助 → 譲渡が出来る状態まで育児 → 里親様を探す → 里親様に譲渡

それが

保護 → 保護した方が譲渡が出来る状態まで育児 → 里親様を探す → 里親様に譲渡

この流れの中で、保護活動者がお手伝いをする。

育児のアドバイスや里親探しのお手伝い

 

私がこれまでの経験から、授乳は哺乳瓶よりスポイトを利用する方が確実に授乳できると言う事です。

哺乳瓶だと上手に吸い付けない子が意外と多いのです。

シリンジでも代用出来ますが、馴れないと大量にミルクを流し込んでしまい、気管に入れてしまう恐れがあるので、手間は掛かりますがスポイトが一番扱いやすいです。

後は、離乳食への切り替え時期の判断です。

 

愛の肉球会では、授乳等実践で覚えて貰っています。

お手伝いできる事が御座いましたら、遠慮なくおっしゃってください。