近年、野犬ビジネスが横行しだしてから、動物保護団体の暗黙のルール・マナー・モラルが無茶苦茶です。
里親募集サイトを見ていると、センターから救助した子を一切の医療行為に掛けずに譲渡している団体まで現れました。
愛の肉球会が第2種動物取扱業を申請した当時、神戸市からは、混合ワクチンの接種後の譲渡を強くお願いされました。
少なくとも一回は獣医さんに健康状態を診断して頂き、獣医さんの意見を参考に譲渡できる常態か判断するのが一番だと思います。
センターから引き出し救助後に、感染症の潜伏期間の健康管理も行わず、ワクチンも接種しない状態で譲渡された里親様のリスクは大きすぎます。
センターで一切の医療行為を行わずに譲渡しているのは、恐らく山口県だけだと思いますから、
恐らくセンターから救助する時に、既にセンターで医療行為が行われていると思います。
野犬ビジネス恐るべしです。
しかしこの様な譲渡でも、動愛法には抵触しません事お伝えしておきます。
動愛法によりますと、施設に迎え入れた子は48時間以上目視によります健康管理で問題が無ければ、譲渡可と成ります。
48時間異常が見られなければ、医療にかける必要も無く、譲渡できます。
混合ワクチンの接種も義務ではなく、行政が保護団体にお願いしている努力義務です。
それぞれの保護団体の譲渡に対する考え方で譲渡業を行っているという事です。
後は、里親様が、リスクを考え何処の団体から譲り受けるかだと思います。
野犬の子は感染症に感染している確立は高いです。
栄養不良によります、臓器の発育不良など、目視だけでは発見できない病気の子も居ます。
この様な譲渡なら、代理引き出しを保護団体にお願いしているのと同じでは無いでしょうか?
平日はセンターへ出向いて譲渡を受けれないご家庭の方なら、保護団体にお願いして代理引き出しして頂けば、わざわざ保護団体から譲り受ける必要は無くなります。