愛の肉球会設立後、最大のピンチに陥っています。
正直にご報告させて頂きます。
愛の肉球会設立時の社員(役員)の一人が、体調を崩しこれ以上の活動を共に続ける事が難しい状態です。
設立後、役員一丸となって、山口県の子犬の殺処分ゼロを目指して頑張って来ました。
殺処分ゼロは達成できましたが、高齢の役員の一人を病魔が蝕んでいたのです。
皆さんもご存知かと思いますが、私の義伯母の介護ホームへの入居手続きなどのために、西宮へ何度も行き来してましたが、
理事の一人のお宅へ早朝に立ち寄った時に私は現実を視てしまったのです。
それは、理事がお腹に人工的に作られた、栄養剤の注入口に点滴の様な栄養補給剤を管で繋ぎ栄養剤を胃に直接流し込んでいたのです。
正直私は唖然としましたが、冷静に理事から事情を聞きました。
理事の話では、2年前から食事が喉を通らなくなり、病院へ出たり入ったりだったそうです。
そんな事とは、露知らず、阪神間で救助依頼が舞い込めば理事に現場へ走って貰っていました。
理事曰く、設立時から、設立メンバーが独りでも掛ける様な事があれば、会を解散し活動を辞めるとの、話をしていたので、みんなの前では、気丈に振舞ってくれていたのです。
「殺処分ゼロを達成し、新たな目標として不幸な野犬ゼロ」を掲げ日々頑張って邁進している私の足は引っ張れないとの思いだけで私からの報告で周南緑地公園の野犬があと一息でゼロになりそうだと報告を受け、この目標だけはッ私に達成させてあげたいとの思いで、何とか病気の事は役員に隠し気丈に振る舞ってくれていたのです。
やはり治療も難しく、今年、胃へ直接栄養を流し込める様に手術を受けたそうです。
昨年から、医療用の酸素ボンベなど自宅に置いてあり、異変には気付いていたのですが、タバコで肺がやられ、血中の酸素不足を指摘され、息苦しい時だけ、酸素を繋いでいるとの説明をされていたので、私はその言葉を信じてしまっていました。
ところが、現実は全然違っており、確実に病魔が理事の身体を蝕んでいたのです。
理事も私の剣幕に負け、病気の事を全て正直に話してくれましたが、驚愕の事実ばかりで、私は言葉を失いました。
1年以上、食べ物も水すら口から食べてないし、飲んでいないと言うのです。
看護婦が毎日3回、自宅に訪問してくれ、胃に栄養剤を流し込んでくれていたそうです。
いまは、後期高齢者でも医療費の負担が必要らしく、退職金も底をついたので、自分で栄養剤を流し込めるように手術を受けたそうで、いまは自分で一日3回決められた栄養剤を流し込んでいるとの事で、去年よりは少しは楽に成っているから大丈夫と言ってくれていますが、この言葉に甘えていいのか判断に迫られています。
元々、愛の肉球会は少数精鋭で役員一同で頑張ってきた団体だけに理事が最前線から抜けてしまうのはダメージが大き過ぎますし、運営面でも、退職金が底をつき、年金生活者の理事にこれ以上赤字補填を頼るのも難しいです。
理事は、死ぬまで一緒に活動を続けると言ってくれていますが、食事も水すら飲み食いの出来ない理事に頑張ってくれなんていえませんから、明日の総会で辞表を提出するよう、理事を説得しています。
私もこの活動を始めてから、育ての親の葬儀にも立てませんでしたし、叔父伯母、全員亡くしていますが、誰の葬儀にも出席できてい治ません。
同じ志を持って、活動を共にしてくださる新しい理事を募集するか、ボラさんを募集するのもひとつの手ですが、
設立時の約束通り、設立メンバーが独りでも死亡等で欠けた時く時は、解散すると設立メンバーで決めていた事です。
理事には、治療に専念し老後はゆっくりと過ごして生きて欲しいし、
流石の私でも、明日に迫った総会に向けて答えを出せずに苦悩しています。
理事は笑いながら、飯も食えないしビールも飲めないし、電気代・家賃・水道代の支払い以外年金の使い道が無いから、後方支援はできると言ってますが、修正独身貴族を楽しんだ理事ですから、独り暮らしなので、私の義伯母の様に介護ホームへいつ入居しなしなければ成らないかもしれませんので、最低限のお金は必要ですので、年金は自身の為に使って欲しいです。
しかし、旦那に先立たれたもう独りの理事と障害者の私と30前の独身の代表理事だけでは、運営に行き詰った時に、赤字補填が出来るのか不安ばかりが残ります。
これまで、一切の黒字を求めず、自転車操業を続けていた私の責任だと痛感しています。
私は出来る限り支援者様や会員様に負担(支援)を求めず、経費削減ばかりして運営をしてきましたが、
活動を続けるには、ボランティを募り、支援者様や会員様を増やす活動が必要に成ります。
最前線の現場でも活動を自粛する必要にも迫られます。
活動を後退させるくらいなら、会の発足時に役員で決めた通り解散も視野に入れて考えています。
答えは明日には出さなければ成りませんし明日の総会で全ては決まると思います。
もちろん、体調を崩した理事も出席できるように、理事宅で総会を開きます。
三人の理事の意見も聞きながら今後の事を話し合います。
答えは必ず報告させていただきますので、27日までお待ち下さい。
私は、崩壊だけは絶対に避けたいので、明日に向け色々と考えています。
役員も私も歳を取りますので、避けては通れない道だったのですね。
私は一人になっても活動を続け周南緑地公園の不幸な野犬ゼロだけは絶対に達成したいです。
私が身勝手なわがままを言ってる時では在りませんよね。