保護犬や保護猫だけに何故トライアル期間が必要なのか?
私には全く理解できません。
ペットシュップで販売されている子には必要無く、保護動物だけに対して必要なのでしょうか?
トライアルって簡単に言えばお試し期間ですよね、命を軽視している制度だと考えています。
トライアルに対する私の考え方は、
皆さんにお年頃の娘さんが居ると仮定して考えて下さい。
仮に娘さんの彼氏が結婚の挨拶に来て、絶対に離婚などして、結婚を失敗したくないので、娘さんとの相性を確認するため、トライアル期間を設けて下さいと申し出られた時、貴方ならどの様に回答しますか?
貴方の娘さんを終生嫁として迎え入れたいと言うのと同じです。
その覚悟すら出来ない人に、貴方は大切な娘さんを嫁に出しますか?
愛の肉球会で保護している子たちを、私は子供だと思い大切に育てています。
その子供を嫁がせるのに、決断すら出来ない人には絶対に譲渡しません。
愛の肉球会では、譲渡契約時に、終生飼育・終生適切な飼育をする旨の誓約書にサインを頂いて
里親様に取りましてはかなり厳しい契約と成っているかと思いますが、トライアルを希望されます里親様もこの説明をさせて頂くと理解して下さり、誓約書にもサインして下さいます。
体調を崩した子には病院へ連れて行き、24時間付きっ切りで介護しています。
噛み噛みちゃんに対しては、人間を信頼して貰う為、噛まれる危険を承知で時間が許します限り触れ合うようにしています。
この様にして譲渡対象となるまでお世話をした子ですから、毎回里親様に嫁がせる気持ちです。
その為に、里親様に感謝の気持ちをお届けしているのです。
ただし、先住犬が居るご低ます家庭に成犬を譲渡する時は、犬同士の相性を見て頂くためにトライアル期間を設けています。
子犬や子猫は、新しい環境に馴染むのに柔軟性が在りますから、里親様の覚悟が一番必要かと思います。
トライアル期間中に何らかの感染症に感染して亡くなるような最悪な結果を招いた場合、責任問題にまで発展するかと思います。
毎日保護犬のお世話をしている私に取りましては、保護している子は全て私の子だと考えて接していますから、命を軽視するトライアルは絶対に反対です。