一応皮膚の表面に近い部分からはダニは見付かりませんでしたが、

獣医さんの見解は、皮膚の状態を診る限り、

疥癬(ヒゼンダニ(疥癬虫))・ニキビダニ・赤ダニの疑いが捨て切れないと診断され、注射と飲み薬による治療と成りました。

特効薬は在るそうですが、まだ体重が1.9kgしかなく小さ過ぎて処方できないそうです。

今は免疫力アップと寄生虫の駆除しか方法が無いとの事で、

余談ですが、この様な状態の子を治療も検査も行わずに一般の方に譲渡するセンターの無責任さを指摘されていました。

疥癬(ヒゼンダニ(疥癬虫))は人間にも感染する感染症ですから、一般譲渡は控えるべきだと私も考えます。

この子の兄弟は丸投げ譲渡を繰り返している個人ボラが引き出しましたので、検査も治療も行われずに新幹線に乗せて搬送すると考えれば乗り合わせた人に感染させないか?疑問です。

保護活動者は無責任で無ければ出来ないのか?疑問ばかりです。

皆さんなら、絶対に人間にも感染させる恐れの在る感染症は細心注意しますよね。

私自身は、保護っ子の感染症は受け入れる覚悟は出来た上で活動に当たっていますから、感染さされても悔いは在りませんが、他の保護っ子や他人に感染させないよう細心の注意を払って行動しています。

 

ここで引き出し救助しました子の詳細を書かせて頂きます。

管理番号:4-3-542

施設名:『アトム』君

入居時の体重:1,885g

推定生年月日:2023-1-15 ※病気を考慮して推定

 

全身に皮膚病が在り酷い状態です。

全身皮膚のカスで真っ白でしたが、出来る限りブラッシングをして取り除いてから施設内に入れましたので、

皮膚病が酷い状態だと伝わりにくいかと思います。

今日から1週間注射と投薬で様子を見ます。

免疫力がアップし皮膚の状態が改善されれば、継続しての治療は必要ないそうです。

 

愛の肉球会では、感染症の潜伏期間中は絶対に譲渡しませんから、その間に皮膚病も完治してくれると思います。

ただ抜け落ちた毛が綺麗に生え揃うまで時間が掛かると思います。

体重が2kgを超えれば使用できるサプリも在るそうですので、頑張って育てます。

 

免疫力が低下し、皮膚病で弱っている状態で、低血糖症を発症するのが怖いです。