今朝の、早朝2時過ぎに子猫を保護したので、今から施設まで連れて行くので緊急で助けて欲しいとご連絡を頂いたので、直ぐにお湯を沸かし、ミルクを用意して待っていると、既に、低体温でぐったりとした子猫を連れて来られました。
子猫を受け取った時、体温の温もりが無いので、既に亡くなっているかと勘違いする状態でした。
取り敢えず体温を保たせるために、使い捨てカイロや電気毛布で包み手足を揉んで血流を良くする方法を試している時に、救助依頼者が病院へ連れて行ってくれないのかと騒ぎ始めました。
深夜の2時に平生町で診てくれる病院は無いと説明すると、愛の肉球会の獣医に診て貰ってと言い出す始末です。
西宮の獣医さんなら緊急な対応もして下さいますが、山口県でお世話に成っている獣医さんにお願いするのは無理だと説明すると、深夜の2時過ぎから西宮の獣医の所まで連れて行けと言われました。
西宮までどんなに急いでも4時間以上掛かりますから、そこまで子猫の命が持たない旨説明すると、ヒステリーを起こしだしたので、病院を探し見つけてくれれば連れて行くと言うと、12時前に道端で倒れていた子猫を保護し、車の足元に放置したままファミレスで食事をしていて車に戻ったとき死んでいると焦って病院を探し回ったが診察してくれる病院が見付からず、愛の肉球会に依頼してきたとの事です。
愛の肉球会は動物愛護団体で在って、病院では無い事を説明し、医療行為は出来ないが解る範囲で出来る限りの事をすると体温の回復とブドウ糖をすこし与え病院が開くまでとと頑張って命を繋げましたが、7時過ぎに息を引き取りました。
依頼して来た方は、「供養してあげて下さいね」と言い残して何事も無かったかの様に帰って行きました。
ご遺体は当然愛の肉球会で火葬して供養しますが、
愛護団体は病院ではない事を理解して欲しいです。
保護団体で対処できる事は限られていますので、病院へ連れて行く感覚で救助依頼されても困ります。
適切な医療に掛ければ死なないと言うボラさんに救助依頼して下さい。
連絡先も解らず何処の誰かも解らないボラに救助依頼は出来ませんよね。
亡くなった子は、私の見る限り、無茶苦茶痩せていたので、栄養不良で寒波に耐えられず低体温症や低血糖が原因の様に思われます。
病気で死にそうな子を助けたければ、適切な医療に掛ければ死なないと言ってる神様の様なボラを探し出して救助して貰って下さい。
愛の肉球会では出来る限りの努力はして命を繋げるとしか言えませんので、ご理解願います。
今日は譲渡とお見合いが控えていますので、今からすこし仮眠を取らせて頂きます。