不幸な野犬が幸せに成れるなら、私は野犬ビジネスに反対はしません。

しかし、利益優先のビジネスで不幸な野犬たちが幸せに成れるとは到底思えません。

先ず

①利益を産まない野犬(成犬)は見捨てられると思います。

②病気の子も見捨てられると思います。

③利益を産まない野犬の成犬などは、支援集めに利用され利用価値が無くなれば、お役御免となって遺棄されたり、京都の増山の様な人に処分されます。

④治療費の嵩む子や、障害の在る子も③と同じ扱いだと思います。

⑤里親様の見付かりにくい成犬や障害の在る子・疾患のある子は救助対象外と成ります。

利益を産んでくれる子だけが救助され、それ以外の子は見殺しにされると思います。

保護活動は多額の経費が掛かりますので、寄付・支援だけで賄うのは難しいのが現実です。

不幸な子全てを対象に救助し幸せに導くなら、野犬ビジネスに反対はしません。

しかし現実は、京都の増山事件・二子多摩川の野犬問題と次々と保護団体に取って利用価値の無くなった子達がより不幸に成っています。

以上の様な事から、不幸な野犬をビジネスでは救う事が出来ないと私なりに答えを出し、反対しています。

私にとって、人間の私利私欲を満たす目的だけで、不幸な野犬を増やす野犬ビジネスは目の敵です。