多くの保護活動をしておられます、方々は何の根拠も無く、里親様の選考基準を設けていますが、年齢制限(60歳以上の人には譲渡しない等)はとても里親様に対して失礼だと思います。
厚生労働省が公表している、平均寿命と平均余命の表をご覧下さい。
平成22年のデータですが、私の年齢(60歳)を観て頂ければ、解りますように平均余命は22.84年も在ります。
もう一度成人式が迎えられるだけ余命が在ると言う事です。
それに対して犬の平均寿命は、14歳と言われています。
いま私が里親として犬を迎え入れても、余裕で、看取ってあげる事が出来ると思います。
先の表を見れば、70歳でも平均余命が15.08年在りますから、飼い主様に取ってもこの子を看取るまではと頑張って生きる気力にもなるかと思います。
里親様を年齢や収入だけで選択するのは、失礼極まりないと考えて居ます。
保護っ子が幸せに成るために一番必要なものは、人間の愛情だと考えています。
愛情表現は人それぞれに違うと思いますので、里親様を信用して譲渡するしか方法が無い様に思います。
そのためにも、私は、里親様に対して、譲渡する子をお届けする時に、私の里親様への感謝の気持ちも一緒にお届けしています。
里親様の年収や財産を選考基準にしている保護活動者は、将来の支援を望んでの事だと思います。
人間の愛情や感謝の気持ちは絶対にお金では買えないと私は確信しています。
お金と言う悪魔に魂を売り渡すのは人間の姿をしているだけの外道です。
みなさんは、今日の自分自身に何が起こるか予測できますか?
今日、この交差点で車にはねられて事故死するなんて解って生きている人など何処にも居ませんよ。
今日の事すら解らないのに、未来の事なんて誰にも解りません、
里親様を信じられないなら、譲渡せずにご自身で飼育するしか方法はないですよね。
保護活動者が保護した子を譲渡せずにご自身で飼育するのは絶対に無理です。
里親様を信じる事ができない人は保護活動不適合者です。