愛の肉球会は
「山口県から野犬ビジネスが撤退すればそれで良いのか?」
と同じ様な質問が寄せられていますので、この場を借りて回答しておきます。
愛の肉球会と言うより私は、日本全国から野犬ビジネスを撤退させ撲滅に追い込むなんて事は出来ないと考えています。
私自身、周南市の野犬を守るだけで手一杯ですから、
出来ない事を出来るとは言いません。
以前から書いております様に、山口県から手を引けば、それ以上追い掛けて行ってまで野犬ビジネスと戦う気は御座いません。
野犬ビジネスに狙われた地域の保護活動者が受け入れず戦えば良いと考えています。
恐らく、野犬ビジネスが山口県から完全撤退すれば殺処分は再開されると思いますが他府県で周南犬が不幸に成る事が無くなると思います。
山口県で殺処分されなくても、他府県で野犬となり捕獲され殺処分される子が増えれば本末転倒です。
一時的に殺処分が再開されても、他府県で殺処分される周南犬が居なければ答えは同じだと考えています。
山口県で5匹の成犬が助けられても、他府県で周南犬が5匹殺処分されれば、山口県から助けられた意味が在りませんし、
他府県で遺棄され野犬化すれば最悪の結果を招く事も考えられます。
愛知県で多くの周南犬が逸走し里親様が懸命に捕獲保護に走り回ってますが、愛知県で野生化し続ければ、周南犬から愛知犬と名称が代わり不幸な野犬が増えると考えられます。
私は周南犬を守るためにいま懸命に寝る間も惜しんで戦っています。
例えば香川県の野犬は香川県の保護団体やボラが野犬ビジネスから野犬を守れば良いのでは無いでしょうか?
周南犬を守るために私は平生町に保護施設を置かせて頂いたのです。
無責任な言い方ですが、私には多府県の野犬まで守る力は在りません。
山口県から野犬ビジネスが撤退すればそれで良しです。