この週刊誌の記事を日本国民に皆さんに知って貰いたいです。

記事内では逃走と表記されていますが、

同じ山口県の野犬の成犬を保護しています保護団体として「本当に逃走されたの」?と疑いたくなります。

逸走事故付きましては最善の注意を払って保護管理していますから、当団体では一度も逸走された事は御座いません。

野犬として生まれ育った子たちですから、空きあらば逸走しようと狙っているのは当たり前です。

それを踏まえた上で保護管理をするのが、保護動物の取り扱いに慣れた保護団体の責務ではないでしょうか?

この様な子達を、一般のご家庭に譲渡してしまうのですから、逃走事故が起きて当然です。

愛の肉球会では対策として、

里親様に譲渡後、逸走事故・咬傷事故を防ぐために、保健所から引き出し救助しました野犬の成犬は、

役員が引取り人間との信頼関係の構築が出来あがるまで、飼い主として飼育し、攻撃性が無くなり、触れ合いが出来る様に成った子を団体に返却し随時里親様を探す事にしています。

この作業だけで、早い子でも半年は必要です。

引取って3年以上経過しても、触る事すら出来ない子もいます。

気の遠くなるような作業です。

これを野犬の取り扱いに慣れていない一般のご家庭で行うには難しい作業だと考えています。

 

 

それでは何故その様な事故を起こす危険の高い子達を保護団体は一般のご家庭に譲渡してしまうのか?考えてみましょう。

ここから本音で書きます。

①保護期間が長くなると経済的な負担とスタッフの負担が大きくなる。

②一般の支援者様は、保健所から引き出し殺処分から救助して来たという言葉に反応し支援をして下さりますが、この様な地道な保護業務に対しての支援が集らないので、運営が厳しくなるので止む得ず譲渡を優先しなくては成らない背景があります。

③保護期間が長くなると必然的に次の子を救助出来ない。

 

 

野犬ビジネスとしている団体は、言葉は悪いですが、ビジネスとするには在庫を抱えないのが鉄則で、後は経費節減です。

当会の様なやり方では、野犬の保護管理費が莫大な金額に成りますし、スタッフが常時咬傷事故の危険に晒されてしまいます。

運営も破綻します。

利益重視のビジネス団体には、考えられないと思います。

 

記事の中に、

マダニを媒介とする『バベシア症』について少し触れられていますが、バベシア症は人間に感染しませんが、

人間に感染するもっと恐ろしい感染症『重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)』もマダニを媒介する感染症です。

野犬ビジネスに関与している人達は、マダニの完全駆除を行わずして、山口県の保健所から引き出した足で、そのまま公共の乗り物(新幹線・飛行機)で輸送しています。

 

保護ビジネス・野犬ビジネスに付いてもっと徹底した取材と調査を重ね、闇にスポットライトを当てて欲しいです。

 

大拡散お願いします。