何処の個人ボラの話か知りませんが、個人で保護ボラをしている方の様ですが、twitterで保健所から健康状態の悪い子だと知った上で救助し、その子の医療費として支援金を集めていると言うのです。
私も確認しましたが、前足が骨折している子の様です。
前足の骨折+体内寄生虫その他色々書いてありましたが、引き出すときに足の骨折等は保健所から説明を受けたそうです。
体内寄生虫???山口県の野犬の子なら100%寄生されています。
事前説明を受けて救助した子に対し個人で医療費を負担できないから支援を要求するなんてまさにビジネスですよね。
つい先日、愛の肉球会が引き出した『マコ』ちゃんなんて引き出した時点でバベシア症を発症していましたが、私は誰にも支援を求めていません、リスクは覚悟の上で救助していますから、当然です。
掛かった医療費は全額里親様に請求するなんて考え方のボラさんも居ますが、
極論として『ラッキー』君を例えにさせて頂きますが、
『ラッキー』君は医療費だけで既に10万円を超えています。
一生介護が必要です。
こんな子を多額の譲渡諸費用を支払って引取ってくださる里親様が見付かると思いますか?
引取った後も、毎月病院でカテーテルなど取り寄せてもらい購入が必要です。
手間も掛かります。
愛の肉球会が『ラッキー』君を躊躇無く病院へ運び込めたのも、終生飼育に切り替えれたのも、皆さんから頂いた善意の寄付金があるからです。
皆さんもご存知の通り動物病院は自由診療ですから、支払う医療費を真っ先に考えますよね。
『ラッキー』君の救助依頼に対して私は診療時間外でしたが、躊躇無く病院へ連れて行き診察をお願いしました。
このtwitterで支援を呼びかけているボラは事前に骨折等の説明を受けているのですから、緊急な出費ではありませんよね、
それが支払えないからと支援を呼びかける行為にはビックリするだけです。
私が障害の在る子や疾患のある子を譲渡しない理由を解って頂けると思います。
この様に支援金集めに利用される可能性が在るからです。
障害や疾患を持って生まれただけでも不幸なのに、その上支援金集めに利用されるなんて考えられません。
私がYouTubeにアップしたこちらの動画のコメンを見て下さい。
調べたら一番に
①「 危険などから、弱いものをたすけまもること。かばうこと。ほうご。庇護(ひご)。」と出てきます。
危険から守る場所が無いのに保護ボラと認定???完全に狂ってます。
保護活動者に最低限必要なものは、愛護動物を安全に保護できるシェルターや施設だと思います。
動愛法に記載されている内容もその様に解釈できると思います。
保護ボラを名乗るなら、動愛法に定められた基準通りの保護シェルターか施設を用意して欲しいですよね。
私がこれまでも散々言ってます様に、皆さんも今すぐ保護ボラに成れます。
自己申告ですから自称でも保護ボラをなのれば、立派な保護活動者です。
何も準備する必要は在りません。
自分で保護活動者を名乗れば支援金でも何でも集め放題です。
そこらへんで野良猫が産んだ子猫を1匹保護してくれば、保護を理由に支援金を集める事が出来ますよ、病気の子なら、医療費の支援も募れますよ。
不景気なんて吹き飛ばせです。
山口県なら、餓死しそうな可哀相な野犬の餌代を支援してくださいと支援を募れますよ。
個人で支援を募る行為は物乞いで条例で禁止されているはずですが日本の警察は取り締まりませんよ。
ちなみに法人の場合、法人として寄付金を募って活動する事は法で認められています。
私がこのプログで寄付(基金)をお願いしていますが、愛の肉球会としてです。
私個人に支援のお願いなどしていませんから、物乞いではありませんし、合法です。
今年の夏休みを利用して関東から二組の里親様が譲渡した子を連れて訪問頂き、帳簿の開示請求をして頂き確認をして頂きましたが、お届け時の食費等の補助金も出していない事に驚かれていました。
あと、施設で使用しているティシュペーパーなどの雑費が一切計上されていない事にも驚いていました。
施設でのペーパーはスタッフも使用しますので、分ける方が難しいです。
ペットシートではなく新聞紙を利用している保護団体が多いこともお聞きしましたが、愛の肉球会は施設でペットシートを利用し認識させる事により、譲渡した子がトイレを覚えるのが早いと喜んで頂いている事を説明すると納得してくださいました。
経費の削減はスタッフが努力してクリア出来るものはしますが、保護っ子に我慢を強いる削減はしていません。