バベシア症の治療後の再発率を4人の獣医さんにお聞きしましたが、どの獣医さんもご自身が治療した子で再発した子を再治療した事が無いとの事で、調べてくださいました結果、再発する確立は報告事例を見れば、3割~4割程度との事で、再発する子は治療後2週間程度での再発が多く報告されているとの事でした。

しかし、現在バベシア症に一番良く効く治療薬として使われていたガナゼックの製造が中止されており、それぞれの動物病院のストックが無くなれば入手が難しいとの事です。

製薬会社の倉庫に在庫が在るのか?無いのか?も不明瞭だそうです。

 

バベシア症の治療を終えた子を譲渡する時は、獣医さんのアドバイスによりますと、治療終了後2週間は様子を診て、再発しなければ譲渡可と判断しても問題は無いのではとのアドバイスを頂きましたので、最近バベシア症を発症した子『クッキー』君と『マコ』ちゃんはそのアドバイスに従って譲渡基準にしていきます。

 

ガナゼックに代わる治療薬があるのか?無いのか?解りませんので、今後が心配です。

 

余談ですが、中高年以上の獣医さんはガナゼックを用いてバベシア症の治療する先生が多いそうですが

比較的若い獣医さんは、アトバコンを投薬する先生が多いそうです。

 

違いは、ガナゼックは即効性があるが副作用の危険を伴うとの事で、アトバコンは時間は掛かるが、比較的副作用も少なく安全との事です。

 

今後は、ガナゼックの入手が出来ないとなれば、必然的にアトバコンでの治療になると思います。

 

一日も早く安全な特効薬ができる事を祈ってます。