愛の肉球会が保存しておりますデータに寄りますと、令和3年9月30日付けで周南健康福祉センターに捕獲された保護動物の総数は、管理番号    3-3-360と360頭でしたが、今年度は4-3-306と306頭まで減っています。

54頭も減っています。

捕獲される頭数が減っていると云う事は、周南市内の野犬の総数が減っている証です。

しかし下松市内で餌やりにより野犬が増えているという事実もありますから、手放しでは喜べません。

山口県が公表している殺処分を見て頂ければ一目瞭然で、殺処分は右肩下がりで減っています。

 

 

山口県の発表している数字は下関のセンターを除いた数字です。

昨年度は、1,113頭も捕獲されています。

今年度は1,000頭を切って欲しいです。

愛の肉球会が山口県の野犬・殺処分救助に乗り出したのは、平成27年からです。

犬の捕獲・引取り・返還・譲渡・処分数の表を見て頂ければ、一目瞭然ですが、平成27年度を堺に大きく改善されているのが理解できるかと思います。

周南緑地公園の餌やりの監視を市民の方と本格的に始めたのは令和元年でした。

確実に結果が出ているのも理解できると思います。

愛の肉球会の活動結果は数字に成って現れています。

野犬ビジネス集団さえ完全に制圧できれば、一気に解決方向に向かって加速できると考えています。

いまtwitter等のSNSを見てい周南犬が迷子に成っているという記事を良く見ます。

私はその都度愛の肉球会が譲渡した子で無いか確認作業をしていますが、他の団体さんや個人ボラさんから譲渡された子です。

逸走された里親さんともDMで連絡を取り、譲渡して頂いた保護団体さんや、個人ボラさんに捕獲のお手伝いを依頼するようアドバイスをしていますが、帰ってくる答えは、既に連絡はしてますが、逸走させた全責任は里親様に在るので、責任を持って捕獲しろとの答えしか返って来ないと言う事です。

確かに逸走させた責任は里親様に在りますが、逸走した子の事が心配に成らないのか?疑問です。

逸走した現場周辺を里親様と一緒に探せば色々とアドバイスできる事も多々あります。

逸走した子は野生の本能か、水の確保できる場所で安全な、神社や墓地などに潜んでいる事が多いです。

また聞き込みする時も大人より、地元の子供の情報網が凄いですから、子供に聞く事を私は勧めています。

山口県内には8箇所のセンターが在りますが周南健康福祉センターでの捕獲数が特筆して多いのは野犬ビジネス集団に暗躍しているからです。

 

ここからは、譲渡を受ける里親様へのお願いです。

間違っても野犬ビジネスの人からの譲渡は控えてください。

野犬ビジネスの人達を見抜く方法は簡単です。

ペットのおうちなどの募集要項を良く見れば、

「センターから殺処分寸前のところを救助しました」

「現地のボラが救助しました」

募集されている子は「何処のセンターから救助した子」かを質問すれば、化けの皮は剥がれ落ちます。

保護活動者には基本的な行政(引き出すセンター)との暗黙のルールがあります。

それは、救助(引き出し認定を受けた)した団体やボラが里親様に直接手渡しで譲渡する事です。

当然ですよね、そのために、引き出し申請をして貰い審査して引き出し認可を与えているのですからね、

これは山口県に限らず、何処の行政も同じはずです。

酷いビジネスボラの中には、何処のセンターから引き出された子かも解らない・収容されたときに振り当てられた管理番号も解らないなんて人も居ます。

譲渡して頂くなら、引き出し認定を受けた団体やボラから譲受けてください。

譲渡申し込みの時に、一手間掛けるだけで野犬ビジネスは撲滅できます。

関東(東京)の個人ボラが数多く周南犬の子犬の里親募集をしていますが、山口県に引き出し認可を受けていると思いますか?

東京から山口県に救助に来る交通費だけで最低4万円以上掛かります。

普通に考えて交通費の経費だけで4万円以上掛かって居る子の諸経費を36,000円の譲渡諸費用だけで譲渡して資金がいつまでも続くと思いますか?

私が引き出しに行った時は、誰が引き出しに来ていたか個人が特定できない範囲で報告していますが、関東から来ている個人ボラなんて一度もお会いした事は無いです。

センターでお会いした事の無い個人ボラさんのところに周南犬の子犬が居る事は不自然ですよね。

この様なボラからは絶対に譲渡を控えてください。