周南健康福祉センターに捕獲される野犬の成犬の子達は、野犬ビジネス集団に、繁殖犬として散々利用され、センターに捕獲された成犬は見殺し(殺処分)にされています。

殺処分問題も、保護犬の迎え入れを考えてくださいます里親様が現れない限り、殺処分はゼロに成りません。

山口県の野犬問題で殺処分されていたのは、子犬が8割~9割を占めていました。

山口県が公表しております、

 

 

犬の殺処分数などを良く見て頂けましたら、愛の肉球会が子犬の救助に乗り出した平成27年度以降の殺処分を見て頂けましたら、一目瞭然です。

この数字が全てです。

しかし令和に入ってから、殺処分されているのは、成犬が90%以上です。

この子達に目を向けてあげないと野犬問題も・殺処分問題も解決しないと思います。

確かに、野犬の成犬を引取るのは、とても難しいと思います。

愛の肉球会には、現在譲渡対象(一般のご家庭に譲渡しても大丈夫と判断している子)の保護っ子は4匹しか居ません。

譲渡対象外の子(攻撃性が在る・超怖がりで触る事すら出来ない・障害が在る・疾患が在る)は21匹も居ます。

譲渡対象外の子は代表が個人的に引取り、人間と共存共栄出来るように訓練しています。

 

野犬の成犬を引取るには、時間に余裕があり、信頼関係が築くまでに野犬として生きてきた期間と同じだけ掛かるなどと言われています。

私の体験上では、野犬の性格によります。

早い子だと2ヶ月も掛からず馴れてくれる子もいますし、2年経っても未だに逃げ回る子もいます。

センターから直接成犬を引取るのはリスク(嚙む・病気など)が高過ぎると思います。

その点、保護団体から引取ってあげて下されば、性格や病気も判っているので、判断基準にんなると思います。

愛の肉球会では、譲渡の申し出があれば、譲渡対象外の子も譲渡可能です。

お見合いは、時間が合えば何時でも可能ですので、ぜひとも、成犬に目を向けてあげて下さい。

 

子犬も愛の肉球会が目を向け救助に乗り出すまで、先の山口県が公表している表の様に、連日殺処分されていましたが、今ではゼロです。

成犬も皆さんが注目し目を向け手を差し伸べて挙げて下されば限りなくゼロになると思います。

 

保護犬ブームが永遠に続く様に日々願っています。